夜霧よ今夜も有難う

夜霧よ今夜も有難うイメージ

1967年

ドルビーデジタル・モノラル/本編約93分

価格:2,380円(税込)

和製「カサブランカ」、裕次郎・ルリ子ムードアクションの最高傑作!

浅丘ルリ子・日活100周年セレクション

解説

石原裕次郎、浅丘ルリ子の黄金コンビが、ミナト横浜を舞台に男の激情と女の哀愁を謳いあげるムードアクション巨篇。裕次郎の甘い歌声をフューチャーし、大人のラブストーリーにアクションを配した日活ムードアクションの中でも、「日本歌謡史上に輝く名曲『夜霧よ今夜も有難う』の調べ」「『カサブランカ」を和風に換骨奪胎したストーリー」「ミナト横浜を舞台として脂の乗り切った裕次郎とあまりに美しいルリ子」「脇を固める個性的なキャスト」等、すべての点で最高傑作の誉れ高い人気作。洋画のもつロマンティックさを、日活映画に取り入れたことで、日本映画ばなれした魅惑的な映画世界が完成した。浅丘ルリ子は「カサブランカ」のイングリッド・バーグマンに引けをとらない美しさで、まさにムードアクションの代表作となっている。国籍不明の伴奏者役で、浜口庫之助が出演している。ムーディな雰囲気、豊かな人物造型、「ぼくたちは1500回の昼と夜を取り戻したんだ」等魅惑的ダイアローグ、裕次郎ソング、と日活娯楽映画における永遠不滅の作品!

ストーリー

外国航路の貨物船の船長・相良徹(石原裕次郎)は航路から帰ると、恋人のバレエダンサー北沢秋子(浅丘ルリ子)に求婚し、2人は将来を誓い合った。約束の教会に向かう途中、秋子が謎の失踪を遂げてしまう。夕暮れの協会で相良は秋子をいつまでも待ち続けた。 失意のうちに船を降りた相良。4年の歳月が流れ、横浜でナイトクラブ「スカーレット」を経営する相良の姿があった。相良は裏では危険な国外逃亡を請け負う「逃がし屋」をやっていた。本当に困っている人間だけに抜け道を与えていた。 そんなある日突然、秋子が姿を現す。秋子はグエン(二谷英明)と名乗る男と一緒だった。グエンの祖国では革命が起り、直ぐ帰国しなければならない彼は、密出国に手を貸して欲しいと言う…。秋子はグエンの妻となっていた。4年間の空白を相良は感じながら、秋子への想いが再び募っていく…。

特典

・ 劇場予告編


スタッフ

 監督:江崎実生 脚本:石森史郎 江崎実生 企画:高木雅行

キャスト

 石原裕次郎 浅丘ルリ子 二谷英明 高品格 太田雅子(梶芽衣子) 浜口庫之助

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