侠花列伝 襲名賭博

侠花列伝 襲名賭博イメージ

1969年

ドルビーデジタル・モノラル/本編約93分

価格:3,990円(税込)

松原智恵子、梶芽衣子の華麗コンビで描くオールスター「女侠」巨篇!

やくざ世界に切ないものは、惚れた三字に義理の二字。

解説

松原智恵子、梶芽衣子による本格女侠映画巨篇。宿命の恋人との夢見たヒロインが渡世の義理から女組長になり悪辣なヤクザと 対峙、それを聞きつけた恋人、義理としては彼を斬らねばならないはずの渡世人がヒロインの窮地を助太刀すべく殴り込みを敢 行する。 清純派・松原智恵子がイメージを一新、恋に生きる女組長として、壺振り女侠客・梶芽衣子と愛と義理と掟を賭けた闘 いを全身体当たりで演じる。藤竜也演じる宿命の恋人や高橋英樹演じる仁侠との恋情が幾重にも絡み、「君の名は」やTVドラマ 月9シリーズを思わせる、「純愛」仁侠映画である!松原・梶の入浴シーンや殺陣、ヒロイン同士のすべてを賭けた壺振り対決、 また「仁侠」スター高橋英樹や日活ならではのオールスターが脇をかためた、見せ場満載の華麗なる女侠映画。要望に応え、堂 々の初DVD化!

ストーリー

昭和初期の湯治場上州鹿沢。芸者・志満(松原智恵子)は、女湯に逃げてきた旅の博徒・柿沢高次(藤竜也)を救った。二人の間には 愛が芽生えた。志満は、温泉を仕切る向田組の若棟梁・向田周吉(江原真二郎)の許婚だった。その頃、湯元の権利を狙っていた 本堂組の源蔵(見明凡太朗)、万蔵(深江章喜)の父子は、高次を追ってきた太平組の太市ら兄弟と結託して、向田組の勧進賭博で、 周吉に恥をかかせる。翌朝、太平組は、志満宅に踏み込んだ。高次と一緒に生きようと決心した志満は、高次の助けで再会を契 る。3月15日、浅草観音寺境内で逢おうと。上京した志満は、浅草の小料理屋・川重に住込んだ。そんなある日、店主・重吉(佐 野浅夫)の亡き娘の夫・菊本露八(高橋英樹)が帰ってきた。露八は、志満に心惹かれた。ある夜、小宮山マキ(梶芽衣子)が店に現わ れた。マキは旅の女賭博師で、鹿沢で志満を見知っていた。マキは、志満のことを周吉に知らせた。周吉は、急拠上京した。し かし、志満の高次への気持を知って、無理に連れ帰れなかった。万蔵が周吉の後をつけていた。やがて、約束の日3月15日、高 次は、マキと店に現われ、志満のために心ならずも、マキと夫婦になったと告げる。帰途、高次は、向田組の老代貸・常松(植村 謙二郎)と会った。潔よい高次の態度に、周吉は敵意も消え、高次を黙って帰した。それを見ていた万蔵は、太市ら兄弟に周吉を 襲わせた。周吉は瀕死の重傷を負った。志満は、常松の頼みに、死の枕辺で、周吉と祝言を挙げた。周吉は、湯元の権利を守る よう頼んで、事切れた。 鹿沢に帰った志満は、向田組三代目を襲名した。本堂組は、湯元の権利を賭けて、賽の勝負を挑んできた。本堂組の壷振りはマ キ。女2人の、壺振り勝負が幕を開けた!

特典

・ HDリマスター版 (予定)

・ 劇場予告編収録(予定)

・ 解説書封入(予定)


スタッフ

 監督:小澤啓一 脚本:星川清司

キャスト

 松原智恵子 藤竜也 高橋英樹 江原真二郎 梶芽衣子 深江章喜 佐野浅夫 奈良岡朋子

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