霧笛が俺を呼んでいる

霧笛が俺を呼んでいるイメージ1 霧笛が俺を呼んでいる 霧笛が俺を呼んでいる

1960年

日本語ドルビーデジタル・モノラル/80分

価格:2,380円(税込)

裕次郎、旭、に続く“第三の男”と呼ばれた赤木のミステリーアクション!

       

解説

トニーこと赤木圭一郎の最高傑作の一本。霧にむせぶ港町横浜を舞台に、不慮の死をとげた親友の謎を探る男・赤木圭一郎と、親友の恋人・芦川いづみとの淡いロマンスを絡めたミステリーロマン。日活アクションのキーワード「霧笛」「夜霧」「港町」をちりばめ、赤木圭一郎の風貌にある「孤独な影」や「ロマンチシズム」のイメージをシナリオ化したのは、後の名匠・熊井啓。監督は小林旭の「流れ者」シリーズで叙情的活劇世界を作り上げた山崎徳次郎。名作「第三の男」にインスパイアされた物語、随所に流れる主題歌のメロディの叙情性、そして赤木圭一郎のセリフの良さ、ダイアローグの魅力に溢れ、ロマンの香り高い日活アクションの代表作となった。-佐藤利明(娯楽映画研究家)

ストーリー

すずらん丸はエンジンの故障で出航を延期し、船員は陸に上った。航海士・杉(赤木圭一郎)も船員たちと酒場“35ノット”に行った。船員が女給のサリーにからんだことから、乱闘になり杉も警察に連行される─。翌日杉は友人の浜崎(葉山良二)に会いに出かけた。しかし、浜崎は二週間前に突堤で溺死体になって発見されたのだという・・・。当局は自殺と断定していた。しかし、浜崎の妹・ゆき子(吉永小百合)は自殺ではなく他殺だと話す。森本刑事は浜崎が麻薬の売人であったと教えた。杉が留守の間にサリーから電話がかかってきたが、杉がアパートへ行った時には、彼女は殺されていた。杉は浜崎の恋人・美也子(芦川いづみ)と浜崎の溺死現場に行った。そして、ロープは刃物で切られたことを知り、杉も他殺だと判断する。その後、浜崎と美也子は“35ノット”の支配人渡辺の配下に襲われる・・・。


スタッフ

監督:山崎徳次郎 脚本:熊井啓

キャスト

赤木圭一郎 芦川いづみ 葉山良二 吉永小百合

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