日本のファッション界に革命をおこし、デザイナーの草分け的存在のコシノアヤコ。2011年にはNHK連続テレビ小説「カーネーション」で、その生涯が放送されました。昭和から平成を駆け抜けたゴッドマザーことコシノアヤコの物語が、2025年初夏、映画『ゴッドマザー~コシノアヤコの生涯~』として全国公開されることが決定し、キャストが発表されました。
コシノアヤコ役は、本作が映画初主演となる大地真央さん。コシノアヤコの娘で、世界的に活躍する日本を代表するデザイナーであるコシノヒロコ、コシノジュンコ、コシノミチコのコシノ三姉妹役には、黒谷友香(ヒロコ役)さん、鈴木砂羽(ジュンコ役)さん、水上京香(ミチコ役)さんが決定。キャストの皆さんからコメントが到着しました。
コシノアヤコ役:大地真央さん コメント
昨年、初舞台から50周年を迎えましたが、映画の主演をさせていただくのは今回が初めてです。
最初にお話しをいただいた時は、あの世界的デザイナー三姉妹のお母様の生涯を、ましてや、15歳から92歳まで…。そんな凄い方の人生を映像で演じるなんて私なんかには恐れ多くて到底無理!と思いました。しかし、綾子さんに関する書籍を拝読しているうちに、綾子さんの魅力に惹かれていき、演らせていただきたい思いがどんどん募り僭越ながらお受け致しました。逞しくて、好奇心旺盛で、明るく前向き、その上、乙女な一面も持ち合わせているという類まれな方。約90分という凝縮された時間の中で魅力溢れるゴッドマザーの生涯を心を込めて生き抜きたいと思っております。
*大地真央さん
コシノヒロコ役:黒谷友香さん コメント
私はコシノヒロコさんがお生まれになった岸和田にほど近い堺で生まれ育ちました。この度、コシノヒロコさんを演じさせていただくことになり、今、改めて不思議なご縁を感じております。
私は19歳で芸能生活を始める為に堺から単身上京しました。その際、私が子供の頃から大変お世話になった親戚の叔母さんから贈られたのが、コシノヒロコブランドのキッチンセットだったのです。ピンク地に植物の柄が入ったエプロンやミトンでした。それから十何年が経った2011年、コシノヒロコさんのお母様である綾子さんをモデルとした朝ドラ「カーネーション」では、主人公にとって初のイブニングドレスを注文するダンスホールの踊り子を演じました。そしてこの度、世界的デザイナーであるコシノ三姉妹の長女、コシノヒロコさんを演じさせていただく大変光栄な機会をいただけたことを感謝しております。デザインや絵画を通じ、世界を動かす大きなエネルギーとバイタリティをお持ちのコシノヒロコさん。私も役を通じ映画の中で、そんな風に生きてみたい、やってみたいと強く思っております。
*黒谷友香さん
コシノジュンコ役:鈴木砂羽さん コメント
この度は「ゴットマザー物語」に出演することになりまして、大変光栄かつ、同時にとても緊張しています!
なぜなら私の役はあの世界的なファッションデザイナー「コシノジュンコ」先生だからです!
一世を風靡したデザイナーの役はもちろん初めてですが、俳優としてとても挑戦しがいのあるお役に心が震えております。
ジュンコ先生のことは、アーティストとして、とても尊敬しております。
今回お会いすることができて、こんなことあるんだなぁ、、と俳優としての喜びで一杯です。
そしてこれからコシノ三姉妹を世に産み出した、ゴットマザー綾子さん(大地真央さん)を盛り上げるべく、役に精一杯力を注いでいきます!!
*鈴木砂羽さん
コシノミチコ役:水上京香さん コメント
誰もが知っているあのコシノアヤコさんの生涯を描く作品に、三姉妹の一人であるミチコさんとして参加できること、とても嬉しく思います!
受け継いだエネルギーを胸に現在も活躍し続ける三姉妹を育てたおかあちゃんはどんな人生を歩んできたのか。脚本を読んで、私自身とても興奮しました。
今回、三姉妹の方々とご一緒するのが初めてということ、そしてとても素晴らしい先輩方と共演させていただくことに身の引き締まる思いですが、本当の家族のような濃い時間を過ごせたらと思っております。
近年、様々な家族の形がありますが、こんな家族もいるのか!と、おかあちゃんの人生を振り返りながら楽しく観ていただける作品になるよう精一杯頑張ります。
*水上京香さん
本作は、5月中旬よりクランクインします。続報に、ご期待ください!
映画『ゴッドマザー~コシノアヤコの生涯~』2025年初夏 全国公開!
---------------
映画『ゴッドマザー~コシノアヤコの生涯~』
大地真央
黒谷友香 鈴木砂羽 水上京香
製作総指揮:瀬古口精良(TM JAPAN)
製作委員会:テンダープロ 東京テアトル 日本映画振興財団 MKタクシー アイトス 愛奈工業 日本TOYO TM JAPAN
エグゼクティブプロデューサー:井内徳次 友田ゆうき
スーパーバイザー:手塚泰生
脚本:池田テツヒロ
監督・撮影:曽根剛(『カメラを止めるな!』)
音楽:フジパシフィックミュージック
配給:日活 東京テアトル
©「ゴッドマザー〜コシノアヤコの生涯〜」
★現在公開中のその他の日活ラインナップもご期待下さい★