橋本愛主演×矢崎仁司監督×柚木麻子原作『早乙女カナコの場合は』公開決定!共演に中川大志。場面写真も解禁!
2024.11.15(金曜日)

矢崎仁司監督が主演に橋本愛さんを迎えた、映画『早乙女カナコの場合は』の2025年3月公開が決定、場面写真とキャスト・監督・原作者コメントが到着しました。


©2015 柚木麻子/祥伝社 ©2025「早乙女カナコの場合は」製作委員会

この男は、バカだ。でもずっと好きな私は、もっとバカだ。
こいつと出会って10年― “ありのままの自分を愛する”恋愛奮闘記!!

映画『早乙女カナコの場合は』は、男勝りで過剰な自意識ゆえに素直に甘えることができないが、本当は誰よりも純粋で不器用な主人公・早乙女カナコと、演劇サークルの先輩・長津田の10年にわたる恋愛模様を中心に、彼女たちと周囲の人々が右往左往しながらも、各々が自分を見つめ直していく姿を描いた恋愛奮闘記。原作は、作家・柚木麻子氏が2012年に上梓した小説「早稲女、女、男」(祥伝社文庫刊)です。

メガホンをとるのは、映画『ストロベリーショートケイクス』『スイートリトルライズ』『さくら』などを手掛け、痛みを伴う切なる恋愛を独特の映像美で描いてきた矢崎仁司監督。5年ぶりの新作となる本作では、「物語より、光景の積み重ねこそが、観る人の心に触れると信じて映画を作り続けてきました。素晴らしいスタッフとの出会いで光景が映し撮れたと思います」と出来上がりに自信をのぞかせます。

主演は、数々の映画やドラマに出演、歌手としての活動や、独自の感性を生かし様々なジャンルで活躍をみせる橋本愛さん。

そして、カナコと付かず離れずの関係を続けている、うだつが上がらない脚本家志望の学生・長津田役は、シリアスからコミカルまで幅広い役柄を演じ存在感を発揮している若手実力派俳優・中川大志さんが務め、本作で橋本さんと初共演します。

また、映画『愛なのに』『まなみ100%』『市子』等のスチールのほか、雑誌、広告、カタログ、アーティスト写真など幅広く活躍する写真家・柴崎まどか氏が撮り下ろした<場面写真>も解禁されました。

大学でカナコと長津田が手を取り合ってダンスをするシーンや家で二人だけの「お祝い」をするシーン。


©2015 柚木麻子/祥伝社 ©2025「早乙女カナコの場合は」製作委員会

さらに各々のワンショットなど恋愛中のカナコと長津田の姿が切り取られ、作品への期待が高まります。


©2015 柚木麻子/祥伝社 ©2025「早乙女カナコの場合は」製作委員会

このたびの第一報解禁にあたり、キャスト、監督、原作者からコメントが到着しました。

橋本愛(早乙女カナコ 役)さんコメント

大学に通えなかった自分にとって、この作品はあらかじめ失われた青春を取り戻すかのような……というほど甘酸っぱい話でもないのですが、全く知らない世界を手探りで途方もなく歩く感覚、でした。
男とか、女とか、そのグラデーションとか、自意識、愚かさ、狡猾さとか、そんなものがわっと湧き上がってきて、葛藤して、ぐちゃぐちゃになって。でもそれこそがオリジナルで、そして何でもない自分自身なのだと、そんなふうに思ったんです。全然大人になんてなってなかった!

中川大志(長津田啓士 役)さんコメント

長津田というキャラクターを知れば知るほど人間の奥深さが出てきて、とてもチャーミングです。この役は僕にとってまた新たな挑戦でもありました。映画の中で流れていく時間、変化していく季節が、苦しくも心地よかったです。

監督:矢崎仁司 氏 コメント

物語より、光景の積み重ねこそが、観る人の心に触れると信じて映画を作り続けてきました。素晴らしいスタッフとの出会いで光景が映し撮れたと思います。ぼんやりした不安の世界をサバイブする彼、彼女たちに会いに来てください。きっと元気になれる。見えない鎖を解き放つ作品になると嬉しいです。

原作:柚木麻子 氏 コメント

あまりにも美しい愛についての映画で自分の原作かどうか、疑ってしまった。


*原作/©柚木麻子/祥伝社刊


すでに撮影は終了し、2025年3月に全国で公開されます。主人公の10年にわたる恋愛模様を中心に、彼女と周囲の人々各々が自分を見つめ直していく姿を描いた恋愛奮闘記『早乙女カナコの場合は』に、ご期待ください!
 

映画『早乙女カナコの場合は』2025年3月 新宿ピカデリーほか全国公開!

大学進学と同時に友達と二人暮らしを始めた早乙女カナコ。入学式で演劇サークル「チャリングクロス」で脚本家を目指す長津田と出会い、そのまま付き合うことに。
就職活動を終え、念願の大手出版社に就職が決まる。長津田とも4年の付き合いになるが、このところ口げんかが絶えない。長津田は、口ばかりで脚本を最後まで書かず、卒業もする気はなさそう。
サークルに入ってきた女子大の1年生・麻衣子と浮気疑惑さえある。そんなとき、カナコは内定先の先輩・吉沢から告白される。
編集者になる夢を追うカナコは、長津田の生き方とだんだんとすれ違っていく。大学入学から10年―それぞれが抱える葛藤、迷い、そして二人の恋の行方は―。

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映画『早乙女カナコの場合は
出演:橋本愛 中川大志 
監督:矢崎仁司
原作:柚木麻子「早稲女、女、男」(祥伝社文庫刊)
脚本:朝西真砂/知 愛
配給:日活/KDDI
©2015 柚木麻子/祥伝社 ©2025「早乙女カナコの場合は」製作委員会

公式X/Instagram @wands_movie #早乙女カナコの場合は

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