2023年は井上梅次監督 生誕100年!『嵐を呼ぶ男』(4Kデジタルリマスター版)Blu-rayリリースや、シネマヴェーラ渋谷で特集上映も開催!!
2023.01.26(木曜日)

2023年は井上梅次(いのうえうめつぐ)監督の生誕100年にあたります(1923年-2010年)。
今年1月11日に『嵐を呼ぶ男』(4Kデジタルリマスター版)のBlu-rayが発売されたほか、1月28日からはシネマヴェーラ渋谷で特集上映「生誕100年記念 映画作家 井上梅次」がスタートします。

井上梅次監督は大手邦画6社で娯楽映画を中心に撮り続けた職人監督で、中でも1957年に公開された『嵐を呼ぶ男』は空前の大ヒットを記録し、当時まだ新人だった石原裕次郎を一躍、国民的大スターに押し上げました。


『嵐を呼ぶ男』©日活

他にも『勝利者』(1957年)、『鷲と鷹』(1957年)、『夜の牙』(1958年)、『明日は明日の風が吹く』(1958年)等の石原裕次郎作品でメガホンを取り、アクション、サスペンス、青春ドラマといった、さまざまなジャンルで石原裕次郎の魅力を引き出しました。


『鷲と鷹』演出中の井上梅次監督(右)©日活

また、音楽を重要視したことでも知られ、『ジャズ・オン・パレード1956年 裏町のお転婆娘』(1956年)、『素晴しき男性』(1958年)等のミュージカル映画も残しています。
ぜひこの機会に、井上梅次監督の多彩な作品をご覧ください。

井上梅次監督 生誕100年!
 


©日活

★嵐を呼ぶ男(4Kデジタルリマスター版)【Blu-ray】
⽯原裕次郎の代名詞となった歴史的ウルトラヒット作品!4Kデジタルリマスター版で、待望の「裕次郎」初ブルーレイ化!ドラム合戦の名シーンが、鮮やかに蘇る!

(1957年 カラー 約100分/監督・原作・脚本(共同):井上梅次 出演:石原裕次郎 北原三枝 青山恭二 芦川いづみ)
発売元:日活
販売元:ハピネット・メディアマーケティング
価格:4,620円(税込)
https://www.nikkatsu.com/package/HPXN-387.html


★シネマヴェーラ渋谷「生誕100年記念 映画作家 井上梅次」
上映期間
:1/28(土)~2/17(金)
上映作品(日活):猿飛佐助(1955年)/未成年(1955年)/ジャズ・オン・パレード1956年 裏町のお転婆娘(1956年)/ニコヨン物語(1956年)/十七才の抵抗(1957年)/明日は明日の風が吹く(1958年)/群集の中の太陽(1959年)/青春蛮歌(1959年)他

※上映作品、上映スケジュール等はシネマヴェーラ渋谷HPでご確認ください。
http://www.cinemavera.com/schedule.html?id=289

★動画配信サービスで視聴可能な作品
勝利者(1957年)/鷲と鷹(1957年)/嵐を呼ぶ男(1957年)/夜の牙(1958年)/素晴しき男性(1958年)/嵐を呼ぶ友情(1959年) 他
※詳細は各種動画配信サイトでご確認ください。

井上梅次(略歴)
1923年、京都市生まれ。1947年新東宝入社。『恋の応援団長』(1952年)で監督デビューし、1955年、日活に移籍。1957年には『鷲と鷹』『嵐を呼ぶ男』を大ヒットさせ、新人だった石原裕次郎をスターダムに押し上げた。日活での監督作品数は24本。フリーになってからは大手邦画各社で活躍し、香港のショウ・ブラザーズでも17本の作品を発表した。生涯の監督作品数は110本を超え、これは戦後の映画監督としては、ピンク映画系の監督を除いて最多本数である。さらにテレビドラマの演出作品数は150本以上にのぼる。2010年2月11日に脳出血のため死去。夫人は女優の月丘夢路。
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フィルモグラフィ(日活)
猿飛佐助(1955年)/緑はるかに(1955年)/三つの顔(1955年)/未成年(1955年)/ジャズ・オン・パレード1956年 裏町のお転婆娘(1956年)/死の十字路(1956)/火の鳥(1956年)/ニコヨン物語(1956年)/月蝕(1956年)/お転婆三人姉妹 踊る太陽(1957年)/危険な関係(1957年)/勝利者(1957年)/十七才の抵抗(1957年)/鷲と鷹(1957年)/嵐を呼ぶ男(1957年)/夜の牙(1958年)/夫婦百景(1958年)/明日は明日の風が吹く(1958年)/素晴しき男性(1958年)/続夫婦百景(1958年)/嵐を呼ぶ友情(1959年)/群集の中の太陽(1959年)/東京の孤独(1959年)/青春蛮歌(1959年)
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★現在公開中のその他の日活ラインナップもご期待下さい★