⽇本で最も⻑い歴史を誇る映画会社・⽇活が創⽴110周年を記念して、永遠の名作を12月より3か月連続でリリースする「⽇活110周年記念 ブルーレイ＆DVDシリーズ 20セレクション」。2023年2月3日には、芦川いづみさんが主演した『知と愛の出発』を公開時以来となる「カラー復元版」で、待望の初DVDリリースします。

『知と愛の出発』は美しい湖のほとりで過ごす少女たちの清らかな恋と性の目覚めを描く青春娯楽作品。黒澤明監督の『素晴らしき日曜日』や『酔いどれ天使』等の名作を手掛けた植草圭之助さんが脚本を手掛け、才匠・斎藤武市監督のメガホンにより1958年に映画化されました。

主演を務めた芦川いづみさんの可憐なセーラー服姿が神々しいまでに美しく、見どころのひとつです。共演は川地民夫さんで、大ヒットした名作『陽のあたる坂道』で脚光を浴びた芦川いづみさん＆川地民夫さんの新鮮なコンビの第二作となっており、綺麗ごとに留まらず、同性愛など公開当時でもセンセーショナルな題材に言及し、思春期の性と心を初々しいコンビが体当たりで取り組んでいる様は、本作ならではの魅力に溢れています。

出演は他に、中原早苗さん、白木マリさん、宇野重吉さん、小高雄二さんといった個性的な名優が揃っています。

カラー復元映像が到着！

本作品はコニカラーというシステムで公開当時はカラー作品として製作公開されました。現在では復元が難しく、長らくモノクロマスターでの視聴しか叶いませんでしたが、新技術によりカラー化復元が可能となりました。

そしてこの度、多くのファンが待ち望んでいたカラー復元映像がついに到着！ビフォーアフター映像では芦川いづみさんのセーラー服姿や、高原、山、湖といった豊かな自然の風景が、公開時以来初めてカラー映像として美しく再現されています。

最新技術によって60年超の時を経て鮮やかに蘇った『知と愛の出発』［カラー復元版］にご期待ください！

『知と愛の出発』［カラー復元版］2023年2月3日DVDリリース！

©日活

［ストーリー］
湖のほとりの町の高校生桃子が、同級生南条靖と親しくなったのは湖の真中にある小さな島であった。病院長の令嬢・恵美と湖に遊びに来た桃子は、恵美の同性愛的な愛撫を拒んだ為、ひとり湖の島に取り残されてしまった。困り果てた桃子を靖がボートで救ってくれたのだ。二人は大学進学の夢を語り合った。ところが桃子の家は経済的に苦しく、父の健司は大学進学を諦めろと告げる。女は大学など行く必要が無いという父に反発し、桃子はアルバイトをしてでも大学に行くことを決意する。靖は厳しい父の監視を受けながら、受験勉強を続けていた。桃子への同性愛に破れた恵美は、大人の世界に足を踏み入れ、若い医師・三樹と遊び呆けていた。学友であるバーの娘・洋子の家で、夫婦雑誌や実話雑誌を読み、性の世界に興味を抱いていた。三樹は恵美の若い母・順子をも狙っていた。
夏休みに桃子と洋子は湖畔のホテルでアルバイトを始めた。祭りの夜、桃子と靖は湖のほとりで月光の光の下、唇を触れ合った。洋子は都会から来た不良青年の毒牙にかかり、純潔を奪われてしまい恵美の病院に担ぎ込まれた。桃子は盲腸炎になり、三樹の手術を受けた。靖の輸血で日に日に快方へ向った。しかし輸血が靖からと知らぬ桃子は、他人の血が体に入ったことに不潔感を覚えた。三樹は桃子に迫るが…。

出演：芦川いづみ　川地民夫　中原早苗　白木マリ　宇野重吉　小高雄二　利根はる恵
監督：斎藤武市　原作：中村八朗　脚本：植草圭之助　企画：高木雅行　撮影：姫田真佐久　美術：大鶴泰弘　音楽：鏑木創　録音：橋本文雄　照明：岩木保夫　編集：近藤光雄

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品番：HPBN-395
価格：3,200円（税抜）
仕様：カラー/約89分/片面1層/1枚組
音声：ドルビーデジタル/モノラル

【特典】
●予告編
●ピクチャーディスク仕様
※デザイン・特典及び仕様はすべて予定です。発売時には予告無く変更になっていることがあります。ご了承ください。

※現存マスター等の状況により、復元カラーに一部不鮮明な部分やバラツキが生じます。ご了承ください。

発売元：⽇活株式会社
販売元：株式会社ハピネット・メディアマーケティング

＊商品詳細はコチラ
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