1966年に公開され、世界中に影響を与えた鈴木清順監督、渡哲也さん主演の映画『東京流れ者』の舞台化が決定。2024年3月30日 (土)~3月31日 (日)まで京都・京都劇場、4月10日 (水)~4月15日 (月)まで東京・シアター1010にて上演されることになりました。
©日活
日活×レジェンドステージによる名作をリメイクして舞台化するプロジェクト「シネマティックステージ」第二弾!世界中に影響を与えた美学!鈴木清順 生誕100周年記念公演!!
2022年9月に創立110周年を迎え、アクション映画をはじめ数々のスターを生み出した“日活”と、上質のエンターテインメントステージを追求する”レジェンドステージ“。この2社がタッグを組み、昭和を彩った名作を令和に蘇らせる舞台シリーズが”CINEMATIC STAGE“です。
2023年10月、大好評のうちに千秋楽を迎えたシリーズ第一弾『危いことなら銭になる』に続き、第二弾は、ボスに裏切られ“流れ者”となった男の復讐劇『東京流れ者』を舞台化します。
2023年に生誕100周年を迎えた日本映画界の鬼才、鈴木清順監督がミュージカル風に描いた異色のヤクザ映画で、裏社会から足を洗おうと決心しながらもヤクザの世界から逃れられず翻弄され続ける男の生きざまが描かれます。
映画『東京流れ者』(鈴木清順監督 出演:渡哲也 二谷英明 松原智恵子)©日活
ステージを作り出すのは、脚本・音楽・アクションにこだわり、小規模から大規模まで100を超える舞台を手掛けた総合プロデューサー黒谷通生さんが信頼を寄せるスタッフ陣。
ミュージカルはもちろん、時代劇や朗読、原作舞台といったあらゆるジャンルを網羅する一方、NHK語学番組の原案・原作など多方面で活躍する脚本・演出家、斎藤栄作さん。
舞台『キングダム』や『浪人街』で演劇史に残る圧倒的な殺陣を見せた殺陣師、渥美博さん。
『気分上々↑↑』で爆発的ヒットを飛ばし若者に大反響を巻き起こした、革新的なポップスを生み出すアーティストMeteor Lab Produced by miyake(mihimaru GT)さん。
『SMAP×SMAP』『笑っていいとも』や劇団SETなどの振付を手掛け、プレイヤーとしても多数のメディアに出演している振付師JUNさん。
彼らをはじめ経験と才気に溢れる実力派スタッフが結集し、“昭和”の名作が“令和”に蘇ります。
福田悠太さんが歌あり!ダンスあり!アクションあり!のミュージカルエンターテインメントステージに挑む!
“不死鳥の哲”との異名をもつ倉田組の元幹部で、大塚組の恨みを買い命を狙われる身となる本堂哲也を演じるのは、自他ともに認める“型破りなグループ”として舞台の出演を中心に、ジャンルを超えて活躍するふぉ~ゆ~のメンバー、福田悠太さん。
哲を兄貴として慕い、哲の命を救う“流れ星の健”こと相沢健次には、18年に結成された7 MEN 侍のメンバーで、早稲田大学大学院修了の学歴を活かしてクイズ番組などでも活躍する本髙克樹さん。
『清順美学』と呼ばれる、意表を突く大胆なカットや原色を多用したポップな色彩感覚で紡がれる独特な映像表現で、世界的評価を得た鈴木清順監督。その初期の代表作として海外での人気も高い『東京流れ者』を、当時のファンから現代の若者まで大勢を魅了する、歌あり!ダンスあり!アクションあり!のミュージカルエンターテインメントとして描き出します。
【キャストコメント】
本堂哲也 役 / 福田悠太(ふくだ・ゆうた)さん
いつだって話題のグループ、ふぉ〜ゆ〜の福田悠太です。
この度、日活さんとレジェンドステージさんのタッグ企画の第二弾、CINEMATIC STAGE「東京流れ者」のメインキャストとして呼んでいただけました。古き良き昭和の時代の日活映画を舞台化するというこの企画。好きです。ワクワクします。素晴らしい企画です。
内容は歌あり、ダンスあり、アクションありという事で気合いを入れて、客席の皆様の気持ちを高揚させられる様にしっかり務めたいと思っております。宜しくお願いします。
そして、後輩の人気グループ7 MEN 侍の本髙克樹君との共演も個人的には楽しみの一つです。「尊敬する先輩はふぉ〜ゆ〜の福田悠太君です」と言われるのが夢の一つなので、今回の舞台で夢を一つ叶えてやろうかなと企んでいます。あの手この手を尽くしますが、オススメの方法などありましたらいつでも募集中です。
相沢健次 役 / 本髙克樹(もとだか・かつき)さん
7 MEN 侍の本髙克樹です。ふぉ〜ゆ〜の福田君演じる”哲也”を兄貴として慕う相沢健次を演じます。
福田君とお仕事させていただくのはほぼ初めてで、現時点で連絡先もわからない、長時間対面経験もない、そんな状況ではございますがご一緒できるのが物凄く楽しみです。この場を借りて福田君、改めて僕が本髙克樹という人間です。よろしくお願いします。
今回、日活映画をミュージカルエンターテインメントステージでお届けするということで、今まであまり触れてこなかった日活映画を勉強して挑むとともに、殺陣のアクションなど新たな挑戦もさせていただきます。全身全霊を注ぎ皆さんに素敵な作品、姿をお見せできるよう頑張ります。是非楽しみにして東京公演、京都公演お待ちいただければと思います!
【スタッフプロフィール】
[総合プロデュース]黒谷通生(くろたに・みちお)さん
『スマイルマーメイド』、『春風外伝』、『ダッドシューズ』など数々のオリジナル演目で、観客をスタンディングオベーションに沸かせるエンターテインメントステージを生み出す。また、シリーズが10作品目を越える『イケメン戦国THE STAGE』をはじめ、原作舞台においても脚本・音楽・アクションにこだわる姿勢を崩さず、日本に"エンターテインメントを通して"パワーを送り続けている。
[脚本・演出]斉藤栄作(さいとう・えいさく)さん
脚本家・演出家。日本大学芸術学部演劇学科卒業後、劇団POOL-5を旗揚げし、2006年に活動休止。それに伴い個人プロデュースLEMON LIVEを立ち上げ、全作品の脚本・演出を手掛ける。近年では外部の作品にも精力的に作品を提供。時代劇からミュージカル、朗読、原作舞台といったあらゆるジャンルを網羅する一方、NHK語学番組の原案・原作など多方面に活躍の場を広げる。
[殺陣] 渥美博(あつみ・ひろし)さん
映画「武闘拳 猛虎激殺!」にて13歳で子役デビュー後、俳優・スタントプレイヤーとして数々のドラマ・映画・舞台に出演。1989年に舞台『盲導犬』で擬闘を担当以降、舞台の殺陣師としてNINAGAWA蜷川幸雄作品や宝塚歌劇団など、多方面で活躍している。舞台『キングダム』で、長年の舞台におけるアクション指導の功績に対して第48回菊田一夫演劇賞特別賞を受賞。
[音楽] Meteor Lab Produced by miyake(mihimaru GT) さん
作詞家・作曲家・音楽プロデューサー。ヒップホップと J-POPを融合させた音楽を手掛ける。2003年にユニット「mihimaru GT」でメジャーデビュー。ユニットでは MC、Rap、作詞、作曲、編曲を担当。日本レコード大賞金賞やベストヒット歌謡祭で2度のゴールドアーティスト賞を受賞。2013年9月にユニット活動を休止後も、数多くのアーティストへ楽曲提供を行っている。
[振付] JUNさん
ダンサー・振付師。SMAPや嵐、SPEEDや倖田來未などのアーティストのステージや、『劇団スーパー・エキセントリック・シアター』などの舞台の振付、さらに日本に初めてカポエイラを伝承するなど活動の幅は多岐にわたる。2012年に行われたダンス・エンターテインメント作品コンテストLegend Tokyoにて、『エンタメ文化を広げてきた視点』賞を受賞。
NIKKATSU×LEGENDSTAGE CINEMATIC STAGE『東京流れ者』2024年3月より上演!
【あらすじ】
舞台は東京。かつてヤクザ組織だった倉田組は、解散して不動産会社に生まれ変わった。しかし経営難から自社ビルを担保に吉井商事から借金をすることに…。ところがある日、その場所は大塚組による強引な地上げのターゲットになるのだった。すでに極道から足を洗っていた“不死鳥の哲”は、その計略を哲のことを兄貴と慕う“流れ星の健”から聞き、奔走。だが逆に殺人犯として追われる身となる。庄内の如月組に身を隠した哲だったが、如月組の裏切りにより再び大塚組が現れ、佐世保のキャバレーに流れ…。東京から流れ流れて行くうちに、哲の心は変わりゆく。果たして哲は、無事平穏な日々を取り戻すことができるか?そして大塚組の裏に暗躍する“黒い影”の正体とは!?
▼公演概要
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NIKKATSU×LEGENDSTAGE CINEMATIC STAGE 『東京流れ者』
脚本・演出:斎藤栄作
出演:福田悠太 本髙克樹 ほか
殺陣:渥美博
音楽:Meteor Lab Produced by miyake (mihimaru GT)
振付:JUN
総合プロデュース: 黒谷通生
企画・制作・製作幹事:レジェンドステージ
主催:舞台「東京流れ者」製作委員会
原作 :映画『東京流れ者』 ©日活株式会社
原作・脚本:川内康範
監督 :鈴木清順
【京都公演】
公演日程・会場:2024年3月30日(土)・3月31日(日)京都劇場
公演スケジュール
3/30(土)12:00/17:00
3/31(日)12:00/17:00
【東京公演】
公演日程・会場:2024年4月10日(水)~4月15日(月)シアター1010
公演スケジュール
4/10(水)18:30
4/11(木)13:30/18:30
4/12(金)18:30
4/13(土)12:00/17:00
4/14(日)12:00/17:00
4/15(月)11:30/15:30
【東京・京都公演共通】
チケット料金 9,800円(税込・全席指定)※未就学児入場不可
チケット発売日 詳細は公演公式サイト等をご覧ください
【お問合せ】
公演に関して:レジェンドステージ info@legendstage.co.jp
チケットに関して:公演事務局 0570-200-114(11:00~18:00 日・祝休業)
公式サイト http://legendstage.jp/nagare/
公式X(ツイッター) @LSnagare
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映画『東京流れ者』について
組の解散で東京を追われた渡哲也演じる“不死鳥の哲” が各地を流れ歩き、東京に戻るまでを描いた鈴木清順監督作。大胆な色彩設計など清順スタイルを堪能できる名場面がたっぷり。ディミアン・チャゼル監督が『ラ・ラ・ランド』でオマージュを捧げた作品としても知られている。
監督:鈴木清順 原作・脚本:川内康範 撮影:峰重義 照明:熊谷秀夫 美術:木村威夫
出演:出演:渡哲也 松原智恵子 川地民夫 二谷英明
(1966年/カラー/83分/シネマスコープ・サイズ)
映画『東京流れ者』©日活
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