西加奈子氏が第152回直木賞受賞後の第一作目として書き下ろした小説「まく子」を映画化し、2019年3月テアトル新宿ほか全国公開が決定している映画『まく子』の主題歌が、高橋優さん書き下ろし「若気の至り」に決定しました！

子どもと大人の狭間にいる思春期の成長物語として高い評価を受け、児童小説では異例の累計55,000部の売り上げを記録した原作を映画化した本作は、かけがえのない思春期を生きる小学5年生の主人公・サトシの葛藤と、不思議な魅力をもつ美少女コズエとのせつない初恋を軸に、家族を愛しつつも浮気をしてしまう父親、それを知りながら明るくふるまう母親、道ならぬ恋をする若い女性、訳あり親子など、小さな町のどこか不器用な人々の姿を映し出し、かつて子どもだった大人たちへ「信じることや変化を恐れないこと、許すことの強さ」を教えてくれる《再生と感動》の物語です。

主人公・サトシ役は、本作で14歳にして初主演を務める中学3年生の山﨑光さん。重要な鍵を握る謎の転入生コズエ役は、原作のイメージそのままに体現した13歳の新音（にのん）さん。

サトシの父・光一役は、役者として更なる活躍をみせる草彅剛さん。思春期の息子を温かく見守る母・明美役は、須藤理彩さん。監督は、国内外問わず注目を集める鶴岡慧子監督が務めます。

さらに先日、追加キャストとしてコズエのオカアサン役につみきみほさん、子供たちとばかり一緒にいる青年・ドノ役にお笑いコンビ・しずるの村上純さん、サトシのクラス担任・小菅役に橋本淳さん、校長役に小倉久寛さん、旅館のベテラン仲居キミエおばちゃん役に根岸季衣さん、ドノと心を通わす不登校児の類役に内川蓮生さんら個性あふれる実力派キャストが発表され、話題となっています。

かつて子どもだった、すべての大人たちが心を揺さぶられる"思春期の切ない気持ち"を織り込んだ、高橋優さん書き下ろし「若気の至り」が主題歌に決定！明日への一歩につながる名曲が誕生！

2010年メジャーデビュー以降、時代を歌う"リアルタイムシンガーソングライター"として社会や友情、恋愛に対する想いを歌にのせて発表し続けている高橋優さん。今回、本作を観たあとすぐに書き下ろしたという主題歌「若気の至り」は、自身の思春期の頃を思い出し、答えが出なく、言いたいことを言い出せない、誰しもに訪れてきた"あの頃"の繊細に揺れる気持ちを織り込んだ、明日への一歩へそっと押してくれる一曲に仕上がっています。

映画『まく子』主題歌「若気の至り」は、現在発売中の高橋優さ6thアルバム「STARTING OVER」に収録されています。

高橋優さんコメント
あれは夢だったのか。恋だったのか。
言葉で表し難い思いだけが胸に残っている。そこにあったハズの何もかもが思い出になっていく、それを一欠片でも消えないように必死にすくい上げたような映画。
この映画が人の心の中に残るとき、必要なのはどんな音だろう。どんな言葉だろう。
それを探し探し、必死にすくい上げるように「若気の至り」という曲を書きました。
ずっと大切にしたい、そんな作品に巡り会わせていただきました。

高橋さんの「ずっと大切にしたい作品」という想いがこもった名曲が、直木賞作家・西加奈子氏の世界観を彩り、鶴岡慧子監督によって豪華キャストで描かれる再生と感動の物語『まく子』に、ご期待ください！

映画『まく子』2019年3月 テアトル新宿ほか全国公開！

©2019「まく子」製作委員会／西加奈子（福音館書店）

物語
ひなびた温泉街の旅館の息子・サトシは、小学5年生。自分の身体の変化に悩み、女好きの父親に反感を抱いていた。ある日、美しい少女コズエが現れる。言動がどこか不思議な同い年のコズエは「ある星から来たの。」と信じがたい秘密をサトシに教えてくれるが――。枯葉や紙の花を楽しそうにまくコズエ。やがてサトシや町の人々みんなにまいたものとは...。

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『まく子』
脚本・監督：鶴岡慧子
原作：西加奈子（「まく子」福音館書店刊）　
出演：山﨑光　新音　須藤理彩／草彅 剛　　　　　　　
配給・宣伝：日活
©2019「まく子」製作委員会／西加奈子（福音館書店）

©2019「まく子」製作委員会／西加奈子（福音館書店）

映画『まく子』関連ニュース

＊追加キャスト解禁
＊特報完成
＊第1弾チラシ＆場面写真解禁
＊映画化決定

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