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間宮祥太朗さん初主演作『全員死刑』今秋公開決定!
2017年03月01日(水曜日)

2004年9月、福岡県大牟田市で発生した強盗殺人死体遺棄事件―通称「大牟田一家4人殺害事件」。被告である家族4名に死刑判決が下り、未だ真相が解明されない本事件の映画化を切望した男がいた。本物の不良を出演させ、数々の映画祭や評論家の中で評判をよび、熱狂と異例のヒットを記録した青春群像問題作『孤高の遠吠』(15)で注目を浴びた小林勇貴監督、26歳。


『冷たい熱帯魚』製作者×超狂烈新人監督!全世界を震撼させる狂悪エンターテインメントが誕生!!

この圧倒的な才能に惚れ込んだのは、『冷たい熱帯魚』(11)、『恋の罪』(11)、『凶悪』(13)、『日本で一番悪い奴ら』(16)で世界中に激震を与えた日活のプロデューサー千葉善紀と、『東京残酷物語』(08)、『蠱毒 ミートボールマシン』(17)など過激な残酷表現で世界中に熱狂的なファンを持つ西村喜廣監督。

「園子温、白石和彌に続く狂悪エンタメ監督は奴しかいない!!」(千葉)、「僕は、監督や特殊造型プロデューサーもやっている。でも、映画のプロデュースは本当に好きなやつしかやらない!小林勇貴はその一人だ!」(西村)と期待をよせ、本作でついに小林監督が商業映画デビューを果たします。

鬱屈した日々を暮らす兄弟とその家族。ある日、近所の資産家一家が脱税して溜め込んでいる現金があることを知り、その金を強奪する無謀な計画を企てます。ひとりを殺害したのを機に、事態はエスカレート!本作は、最狂最悪の殺人家族が、狂いに狂いに狂って暴走していく様を描きます。

主演の次男・タカノリ役を演じるのは、本作が初主演作であり、今後も話題作への出演が目白押しの人気若手俳優・間宮祥太朗さん。長男・サトシ役は『ケンとカズ』(16)で2016年スポニチグランプリ新人賞を受賞した毎熊克哉さん。父役に六平直政さん、母役に入絵加奈子さん、タカノリの彼女役に清水葉月さんと、新旧実力派俳優が小林監督の才能に惚れ込み結集。わずか3日間の、あまりにも無謀で狂気じみた衝撃の物語が繰り広げられます-。

2017年秋―日本映画史に新たな衝撃を与える、狂悪エンターテインメント作品が誕生します!


間宮祥太朗(タカノリ役)さんコメント
この作品の話を聞いた時は期待も好奇心もありましたが、実在する事件の内容から緊張感と懐疑心も覚えました。小林監督の存在は存じ上げていましたが、『孤高の遠吠』という既視感のない革新的な映画を撮り、この凄まじい事件を映画にしようとしている監督にまず会いたいと思いました。実際にお会いして、何故撮ろうと思ったのか、如何にして撮るのかだけではなく監督が日々感じている怒りや喜びを聞き、その話している姿と眼差しを見てこの作品に主演で立つ決意が固まりました。
毎熊さん、六平さん、入絵さんと一家として過ごした時間はデタラメで滑稽な密度の濃いものでしたし、清水さんとの度重なるファイティングイチャイチャはとても楽しい掛け合いでした。そして凶暴なスケジュールと小林監督の聞いたことのない様な演出をものともしない(ある程度はしてたかもしれない)男気と女気を見せたスタッフの方々は本当に格好良かったです。小林勇貴監督の初商業作品という挑戦に間宮祥太朗映画初主演という挑戦をぶつけてくる日活のプロデューサーさんはきっと未開の地が好きな冒険家か何かなのだろうとこれを書きながら改めて思っています。そんな冒険であり挑発でもあるこの作品を楽しみにしていてください。この映画は風刺ではなく狂悪エンターテインメントです。

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©2017「全員死刑」製作委員会


小林勇貴監督コメント
人生でいつか商業映画を撮ってみたい!いつかこの原作で撮りたい!その両方が1作目で1度に叶いました。あまりの過激さにyahooニュースのコメント欄が荒れるだけでは済まないと思います。世界中で炎上騒ぎが起きることでしょう!いいことです!15歳未満から死に損ないの老人まで楽しめる最高のエンターテイメントになっています!ていうかよぉ、題名聞けばわかんだろ?全員死刑にしてやるよ!!

小林勇貴監督プロフィール
1990年生まれ。静岡県富士宮市出身。2013年から映画撮影を始める。2014年友人が不良に拉致・リンチされた事件を基に『Super Tandem』を完成させ第36回PFFに入選。そこから「実話ベースに本物の不良を出演させる映画」を撮り始める。某映画学校に入学するも初日にゲリラ撮影禁止令を受け発狂し不登校になる。その後も精力的に独自に作品を撮り続け『NIGHT SAFARI』(14)でカナザワ映画祭グランプリ、TAMA NEW WAVEある視点入選。そして2015年、総勢46名(内20名逮捕)の不良と共に撮りあげた『孤高の遠吠』でカナザワ映画祭2015にて2日間のプレミア上映、映画秘宝2015年映画ベスト30位、映画芸術2015日本映画ベスト56位、ゆうばり国際ファンタステイック映画祭2016オフシアター・コンペティション部門グランプリなど、その作品力で観る者を熱狂させる。

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映画『全員死刑』今秋 狂気と感動のロードショー!


大牟田4人殺人事件とは
2004年9月に福岡県大牟田市で発生した強盗殺人死体遺棄事件。裁判では被告である家族4名全員に死刑判決が下った特異な事件である。金銭トラブルが原因で連鎖的な殺人、死体遺棄に至ったと推測されているが、未だ真相は解明されていない。その事件を「ヤクザと原発:福島第一潜入記」の著者・鈴木智彦が獄中の「死刑囚」である次男の手記を基に「我が一家全員死刑」を執筆。「自分はヤクザとして筋は通している。もちろん死刑になっても構わない」と反省の色をみせない次男の淡々とした文章で、当時の犯行が生々しく綴られている。この獄中手記と事件を基に小林勇貴監督は果たして、映画としてどのように昇華させるのか?乞うご期待である。

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映画『全員死刑
プロデューサー:千葉善紀 西村喜廣
監督・脚本:小林勇貴
脚本:継田淳
原作:「我が一家全員死刑』(コアブックス刊)
出演:間宮祥太朗 毎熊克哉 六平直政 入絵加奈子 清水葉月 落合モトキ 藤原季節 鳥居みゆき 
製作:日活
制作プロダクション:西村映造
撮影:2016年9月
配給:日活 東京テアトル
R15+
©2017「全員死刑」製作委員会


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