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映画『私をくいとめて』第33回東京国際映画祭「TOKYO プレミア2020」部門に出品決定!のん、大九監督からコメント到着!メイキング写真解禁!
2020年09月29日(火曜日)

12/18(金)公開のんさん主演映画『私をくいとめて』の東京国際映画祭への招待が決定!あわせて<メイキング写真>が公開されました!

本作は、2001年「インストール」で第38回文藝賞を受賞しデビュー後、数々の賞を受賞してきた綿矢りさ氏の同名小説が原作。メガホンをとったのは『恋するマドリ』(07) で劇場長編デビューを果たし、『勝手にふるえてろ』(17) 、『美人が婚活してみたら』(19)、『甘いお酒でうがい』(20)など女性の生き方や恋愛にスポットをあてつづけてきた大九明子監督。ロングランを記録した『勝手にふるえてろ』監督・脚本=大九明子×原作=綿矢りさのゴールデンコンビが本作で<再タッグ>です。

31歳のおひとりさま・みつ子に扮するのは、劇場アニメ『この世界の片隅に』(16)で主人公・すずの声を担当し、500万回以上再生された映画製作ドキュメンタリーYouTube Originalsドキュメンタリー「のんたれ」では『おちをつけなんせ』(19)の脚本・監督・編集・主演他を務めるなど活動の幅を広げる女優・創作あーちすと のんさん。

みつ子が恋する年下男子・多田くん役は、連続テレビ小説「スカーレット」(19)、CX「世界は3で出来ている」(20)、この秋放送される「姉ちゃんの恋人」(カンテレ・CX)など話題作への出演が絶えず、本年はさらに映画『護られなかった者たちへ』、来年は『恋する寄生虫』『犬部!』と公開作を控える、今もっとも注目を集める実力派俳優・林遣都さんが演じます。

さらに臼田あさ美さん、若林拓也さん、片桐はいりさんといった大九ワールド全開の個性的な役者陣も集結!令和を生き抜く女子達に容赦なく突き刺さる、わかりみが深すぎる崖っぷちのロマンスを彩ります。


第33回東京国際映画祭「TOKYO プレミア2020」に招待決定!メイキング写真も公開!

10/31(土)~11/9(月)の日程で開催される、第33回東京国際映画祭。コロナ禍でありつつも、映画作品を劇場の視聴環境で体験してもらうことにこだわり、コロナ感染症対策を徹底しながらリアルな場での実施が決定しました。

脳内の相談役と対話しながら物語が進行していく本作に関して、東京国際映画祭シニア・プログラマーの矢田部氏は「実は彼女の悩みや逡巡は我々みんなのものだ。孤独からいかに抜け出すか。『私をくいとめて』が描く、⼀歩を踏み出す勇気こそ、今年の映画祭のテーマなのだと思わずにいられない」と評します。

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*メイキング写真/©2020「私をくいとめて」製作委員会


今回招待が決定したのは「TOKYO プレミア2020」と銘打たれたショーケースの部門で、従来の「日本映画スプラッシュ」「アジアの未来」「コンペティション部門」が統合された今年限定の部門です。

本部門では、32作品(欧米10本、アジア12本、日本10本)の上映を予定しており、同部門の全作品を対象とした「観客賞」が設けられています。第30回東京国際映画祭「コンペティション部門」では『勝手にふるえてろ』が⼀般観客の投票で選ばれる観客賞を受賞しており、本作での⼆度目の受賞に期待がかかります。観客賞は11/9(月)に行われるクロージングセレモニーで発表予定です。

大九監督、のんさん、さらに東京国際映画祭シニア・プログラマー矢田部氏のコメントは次の通り。

大九明子監督
特別な一年の特別な映画祭に選んでいただき、大変光栄です。
「私をくいとめて」は、撮影中断を経てようやく生み出されました。私は、人に怯え、人との距離感を計りながら生きる人間を好んで描いて来たけれど、ウィルスに距離を取らされるのは不本意です。ステイだのゴーだの指図を受けるのも。映画作りや、劇場で映画を観る体験が、命を脅かすことになるなんて辛い。私の人生にはそれらが欠かせないのです。部屋から一歩踏み出して、東京国際映画祭に参加することが、心底楽しみです!

のん
東京国際映画祭への出品、とても嬉しく思います。
そして、今年も映画祭が開催されるんだという喜びを大きく感じています。
映画は、観た人の人生に関わるもの。
その映画を観た事は目や耳から頭の中に入ってその人の思い出として刻まれる。
この作品でみつ子を演じたのは、私の中でとても大切なものとなりました。
みつ子さんや多田君やA が、ちょっとでも観てくださる方の人生に関われたら嬉しいなと、今から楽しみにしています。

矢田部吉彦/シニア・プログラマー/東京国際映画祭
人は常に自分と対話しながら生きている。それが行き過ぎると、閉じこもってしまう。そんな深刻な状況をユーモア交りに描かせたら、大九監督は抜群に上手い。
そして主人公に対する感情移入への誘いが巧みだ。
のんさんの魅力があまりに眩いため、自分と重ねるのは憚られるけれども、実は彼女の悩みや逡巡は我々みんなのものだ。
孤独からいかに抜け出すか。『私をくいとめて』が描く、一歩を踏み出す勇気こそ、今年の映画祭のテーマなのだと思わずにいられない。
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<第33 回東京国際映画祭 開催概要>
■開催期間:2020年10月31日(土)~11月9 日(月)
■会場:六本木ヒルズ、EX シアター六本木(港区)ほか
■公式サイト:www.tiff-jp.net
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また、このたび公開された<メイキング写真>では、撮影中にコミュニケーションを取る大九監督とのんさんの様子が収められています。撮影について「のんさんはいっぱい質問してくれました。その対話の中で、この映画の核を再確認できたように思います」とコメントを残していた大九監督。人気・実力ともに兼ね備えたのんさんが、初参加となる大九組で⼀体どんな化学反応を見せてくれるのか。ご期待ください!


映画『私をくいとめて』2020年12月18日(金)全国ロードショー!


脳内に相談役が《爆誕》した31歳おひとりさま&年下男子がおくる、わかりみ深すぎ!崖っぷちロマンス!続報をお楽しみに。


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©2020「私をくいとめて」製作委員会

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映画『私をくいとめて
監督・脚本:大九明子
原作:綿矢りさ「私をくいとめて」(朝日新聞出版)
出演:のん 林遣都 臼田あさ美 若林拓也 片桐はいり ほか
製作幹事・配給:日活
制作プロダクション:RIKIプロジェクト
企画協力:猿と蛇
©2020「私をくいとめて」製作委員会
公式twiter:@kuitometemovie


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