ニュース

<最新一覧へ戻る

ふくだももこ氏《長編初監督》作品『おいしい家族』公開決定!松本穂香さんが長編初主演!キャスト&場面写真解禁!
2019年01月23日(水曜日)

ふくだももこ氏の長編初監督作品、映画『おいしい家族』今秋公開決定!あわせてキャストと場面写真が解禁されました!

映像産業振興機構(VIPO)による若手映画作家育成プロジェクト(ndjc)2015に選出され、監督した短編映画『父の結婚』が大きな話題を呼んだふくだ氏は、さらに25歳で発表した小説「えん」が第40回すばる文学賞佳作を受賞するなど、映像(映画・脚本)・文学(小説)とマルチな才能を持ち合わせた新鋭作家。

長編初監督作品『おいしい家族』は、自身が監督を務めた短編映画『父の結婚』が原作で、妻を亡くした父親が再婚するまでの親子の日々を描いた同作の長編化。今回は舞台を離島に移し、エピソードやキャラクターが追加されることで、家族における絆と、そこへ向き合う主人公の心境をより深く描きだします。


松本穂香さんが長編初主演!父親役は浜野謙太さん、母親役は...板尾創路さん?!

主演は、日曜劇場「この世界の片隅に」(TBS/18)でヒロインすず役を演じ、2018年度「VOGUE JAPAN Women of the Year」 を受賞した松本穂香さん。今年度JR SKISKIのメインキャストを務める松本さんは、デビュー以降数々の映画やドラマに出演。女優としての実力はすでに折り紙付きの松本さんが、本作で長編映画初主演を務めます。

190123oishiikazoku_maincast.jpg


キャスティングについてプロデューサーは「主人公・橙花(とうか)にはキャラクターの感情を豊かな表情と<目で>表現できる方を、と監督と話すなかで、朝ドラや映画の出演作で以前より注目していた松本さんにオファーした」とコメント。

初主演のオファーに松本さんは「(脚本を)1ページ、2ページ、気付けばあっという間に読み終えていました。この世界に自分が行けるんだ、この役を演じられるんだ、とワクワクソワソワしたのを覚えています」と武者震いしたそうで、そんな松本さんについて、プロデューサーも「意志の強い橙花を演じるとともに、家族や島の住人に翻弄されるさまを軽くなりすぎず、かつ親しみをもたせながら演じたコメディエンヌぶりが素晴らしかった」と大絶賛しています。

橙花の父・青治役は、お笑い芸人・俳優・映画監督と多方面で活躍し、ふくだ監督の前作『父の結婚』でも同じ役どころを演じた板尾創路さんが続投。

青治のパートナーでお調子者の居候・和生は、在日ファンクのボーカル兼リーダーで、俳優としても数々の作品に出演、連続テレビ小説「まんぷく」の牧善之介役も話題の浜野謙太さんが好演しています。

主人公・橙花は、東京で働くキャリアウーマン。母の三回忌に実家の離島に帰ると、なぜか父・青治(せいじ)が母の服を着て生活していることを知る。びっくりする橙花を気にせず父は続けて「この人と家族になる」と、お調子者の居候・和生(かずお)を紹介。状況をのみこめない橙花と、人の個性を受け入れるおおらかな島の住人達との暮らしを、ときにクスッと、ときにハートフルに描いた物語。橙花は、父をはじめ様々な価値観や個性をもった人たちに出会うことで、自分が考える常識から解き放たれ、次第にそれぞれの個性を受け入れるとともに、自分らしく生きることの大切さに気付いていく。

この作品について、ふくだ監督は「小さな島のひとつの家族を通して、ユートピアを描こうと決めていました。どんな姿でも、何になりたくても、誰を好きでも、なんでもいいんだとこの映画を観て感じてほしい」と語っています。

撮影は東京での1日を除き、すべて伊豆諸島の新島で実施。出演者、スタッフは島に泊まり込み、撮影にのぞみました。一年を通じて寒暖差が少なく、「常春の島」と称される美しい海と砂浜をもつ新島の雰囲気が、本作に一味そえています。

作品はすでに完成、公開は秋を予定しています。

190123oishiikazoku_bamen.jpg
©2019「おいしい家族」製作委員会


公開決定にあたり、キャスト、監督からコメントが到着しました。

主人公・橙花役/松本穂香さんコメント

―主演のオファーを受けて
主演のお話を受けて、経験もほとんどない私が主演で大丈夫かな?と撮影前は不安な気持ちがありましたが、監督やスタッフさん達と話をして作品と向き合っているうちに、みんなでいい物を作ろうという気持ちに変わっていました。

―脚本を読んで
1ページ、2ページ、気付けばあっという間に読み終えていました。この世界に自分が行けるんだ、この役を演じられるんだ、とワクワクソワソワしたのを覚えています。

―出来上がった作品を観て
ふくだ監督は、これは愛の映画だと伝えてくれました。キャストだけでなく、監督、スタッフさん達、この映画に関わった全ての人の愛がつまっている映画です。皆さんにも、自分が思う愛と重ね合わせて、観て頂きたいです。


お調子者の居候・和生役/浜野謙太さんコメント

―脚本を読んで
和生はある意味、かき混ぜる存在なので真意はどこにあるのだろう?と思いながら読み進めましたが、かき混ぜた状態自体が愉快で幸せで。愛はかたちではなくて、感じればいいのだなと思いました。

―出来上がった作品を観て
若い面々のパワーが弾けてる作品になっています。松本さんを筆頭に若く素晴らしい俳優の方々がたくさん、そしてももこさん。おっちゃん照れてしまうくらいのとこもありましたが、激しく弾けてるから感動するんです。


橙花の父・青治役/板尾創路さんコメント

―前作『父の結婚』に続き2度目のふくだもももこ作品への出演について
前回の短編の時はフイルム撮影という事もあったので監督のカットかけるのが早かったが、今回は長かったし、酒も強くなってたし、美人になってた。短編の「父の結婚」はショートケーキで、長編はバースデーケーキの様で、みんなに味わって欲しいと思える、おいしい映画になりましたとさ。

―出来上がった作品を観て
風景があり、町があり、そこに人が居て、そしてドラマがある...
映画の王道を捉えつつ、監督の理想郷アイランドを表現していて、家族や友人の事がまた好きになる作品です。その島に行ってみたくなったり、劇中の料理を食べたくなったりする経済効果も生んでしまったりしてる事に気付いているのは私だけでしょうか?


ふくだももこ監督コメント

―公開を受けて
自分の撮った短編映画が長編映画として公開されるなんて、めっちゃラッキー!!!
信頼し、尊敬するスタッフ・キャストのおかげですべての作業が最高に楽しかったです!はやく色んな人に観てもらいたい!

―本作について
思想のある映画が好きです。この映画では、小さな島のひとつの家族を通して、私の考えるユートピアを描こうと決めていました。どんな姿でも、何になりたくても、誰を好きでも、なんでもええやんって。
必要なことは、自分を大切にして、人にやさしくすることだと思っています。たったそれだけのことがむずかしい世界ですが、これからも信じて映画をつくっていきたいです。

190123oishiikazoku_satsueifuukei.JPG
©2019「おいしい家族」製作委員会


新しい"家族"の在り方を、ほがらかに描いた家族映画『おいしい家族』に、ご期待ください!


映画『おいしい家族』2019年<秋>全国公開!


---------------
おいしい家族
出演:松本穂香 板尾創路 浜野謙太
監督・脚本:ふくだももこ
音楽:本多俊之
製作:日活/ハピネット
制作プロダクション:ファインエンターテイメント
企画・配給:日活 
©2019「おいしい家族」製作委員会


★現在公開中のその他の日活ラインナップもご期待下さい★

★★日活公式TwitterとFacebookもやってます★★

twitter-bird-light-bgs.jpg asset_f_logo_lg.jpg

PRESENT STAFF
INTERVIEW