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映画『まく子』特報完成!山﨑光さん、草彅剛さん演じる父と子、家族の姿も解禁!
2018年09月28日(金曜日)

第152回直木賞受賞後の第一作目として2016年に発表し、子どもと大人の狭間にいる思春期の成長物語として高い評価を受けた西加奈子氏の原作を映画化し、2019年3月テアトル新宿ほか全国公開が決定している映画『まく子』の特報が完成しました!

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©2019「まく子」製作委員会/西加奈子(福音館書店)


小さな温泉街に住む小学5年生の男の子・慧(さとし)は、不思議な魅力をもつ美少女・転入生のコズエと出会い、彼女の大きな秘密を知ることで今まで見てきた世界-日常-が優しく塗りかえられ、ほんの少しだけ大人へと近づいていきます。本作は、思春期ならではの葛藤、親と子の確執と再生を、西氏ならではの独自の世界観はそのままに、誰しもに訪れる"奇跡"を描いた物語です。

主人公・慧役を演じるのは、中学3年生の山﨑光さん。2010年『ちょんまげぷりん』(中村義洋監督)で映画デビューし、その後『ツナグ』(平川雄一朗監督)、『真夏の方程式』(西谷弘監督)などに出演。本作で、14歳にして初主演を務めます。

映画の重要な鍵を握る謎の転入生・コズエ役は、原作のイメージそのままに役を体現した新星美少女、13歳の新音(にのん)さん。雑誌「VERY」の人気専属モデル・クリス-ウェブ佳子さんの長女で、RADWIMPS「狭心症」のミュージックビデオや、第68回ベルリン国際映画祭ジェネレーション部門正式招待作品『Blue WindBlows』(富名哲也監督)に出演。映画出演は本作が2作目で、今後の活躍が期待される若手注目女優の一人です。

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©2019「まく子」製作委員会/西加奈子(福音館書店)


そして、女の人が大好きなダメな父親だけれど、息子の成長を陰ながら見つめ背中をそっと押す父・光一役は、2017年9月「新しい地図」として始動した草彅剛さん。主演作『光へ、航る』(太田光監督)を収めたオムニバス映画『クソ野郎と美しき世界』が2週間限定公開ながら28万人以上を動員し大ヒット、さらに現在公演中の舞台「バリーターク」(演出:白井晃)では主演を務めるなど、役者として更に目覚ましい活躍をみせています。

さらに思春期の息子を温かく見守る慧の母・明美役は、1998年にNHK朝の連続テレビ小説「天うらら」でデビューしてから、数々の作品に出演を果たし、現在放送中のNHK朝の連続テレビ小説「半分、青い。」にて20年ぶりの朝ドラ出演として話題の女優・須藤理彩さんが務めます。

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©2019「まく子」製作委員会/西加奈子(福音館書店)


メガホンをとったのは、鶴岡慧子監督。長編第一作目『くじらのまち』が第34回PFFアワード2012グランプリとジェムストーン賞をW受賞したほか、海外映画祭でも高い評価を受けるなど、国内外問わず注目を集める新進気鋭の若手監督です。


かつて子どもだった現代を生きる大人たちへ贈る《特報》が完成!

解禁された特報映像は、子どもと大人の狭間にいる慧(山﨑光)を中心に、謎の美少女転入生・コズエ(新音)、そして慧の父・光一(草彅剛)と慧の母・明美(須藤理彩)の家族の姿を、それぞれ瑞々しく映し出します。

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©2019「まく子」製作委員会/西加奈子(福音館書店)


原作「まく子」の発売当時、著者・西加奈子氏は「大人になりたくない子どもたちに、そして、大人になりたくなかったかつての子どもたちに読んでもらいたい、そう思いながら書きました。」とコメントを発表しました。

本映像には、この家族とコズエを通して、現代を生きる大人たちへ「信じること、与えること、受け入れること、そして、変わっていくこと―」というナレーションと共に、子どもも大人も、いくつになっても"変化"していくことは、自分自身と向き合いながらも楽しめることという想いが込められています。

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©2019「まく子」製作委員会/西加奈子(福音館書店)


特報のラストは、コズエが慧の耳元で囁く衝撃的なセリフで締められ、物語のキーパーソンでもあるコズエの存在を強く印象づけます。閉ざされた小さな町に、少女は何をまいたのかー。この後の物語の展開に、ご期待ください!


映画『まく子』2019年3月 テアトル新宿ほか全国公開!


現代を生きる大人たちへ贈る、再生と感動の物語『まく子』公開を、お楽しみに!

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©2019「まく子」製作委員会/西加奈子(福音館書店)


物語
小さな温泉街に住む小学生5年生の「ぼく」(慧)は、子どもと大人の狭間にいる。ぼくは、猛スピードで「大人」になっていく女子たちがおそろしかった。女の人とみれば、とたんにだらしなく笑う、父ちゃんみたいには絶対になりたくなかった。だから、否応なしに変わっていく自分の身体に抗おうとしていた。そんなとき、コズエがある日突然やってきた。コズエはとても変で、とてもきれいで、なんだって「まく」ことが大好きで、そして彼女には秘密があった...。

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まく子
脚本・監督:鶴岡慧子
原作:西加奈子(「まく子」福音館書店刊) 
出演:山﨑光 新音 須藤理彩/草彅 剛       
配給・宣伝:日活
©2019「まく子」製作委員会/西加奈子(福音館書店)


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