ニュース
映画『モリのいる場所』に初共演で夫婦役として出演する山﨑努さんと樹木希林さんが、大回顧展「没後40年 熊谷守一 生きるよろこび」の音声ガイドをつとめることが決定！その展覧会バージョンビジュアルが公開されました！
©2017「モリのいる場所」製作委員会
本作は、97歳で没するまで30年もの間ほとんど家の外へ出ることなく、ひたすら自宅の庭で動植物を観察し続け「仙人」と呼ばれた伝説の画家・熊谷守一氏（通称：モリ）のエピソードを元に、晩年（94歳）のある1日をフィクションとして描く作品。沖田修一監督がメガホンをとり、本作で13年ぶりの主演をつとめる山﨑さんがモリを、樹木さんが妻・秀子を演じています。
大回顧展「没後40年 熊谷守一 生きるよろこび」と映画がコラボ！
庭を愛し、そこに生きる虫や植物を一日中観察しつづけたモリ。その姿を見守る妻・秀子。このたび公開された展覧会バージョンのコラボポスターは、山﨑さんが「僕のアイドル」と公言するほどの"熊谷守一愛"を前面に押し出したビジュアルです。
山﨑さんと樹木さんが音声ガイドをつとめる大回顧展「没後40年 熊谷守一 生きるよろこび」は、東京国立近代美術館にて12/1（金）より開催。俳優としてだけではなくナレーターとしても超一流のお二人による、通常の音声ガイドを超えた情感溢れるナレーションは、展覧会を「モリのいる場所」の生命感で彩ります。
解説時間：約35分
貸出料金：1人につき1台 ￥520（税込）
▼写真は、音声ガイド収録中の模様（左：山﨑努さん、右：樹木希林さん）
テレビ東京「美の巨人たち」熊谷守一特集回に山﨑努さんが出演！
テレビ東京「美の巨人たち」に、山﨑努さんが出演することが決定しました。仙人と呼ばれた画家・熊谷守一の作品「宵月」と彼の魅力について語りつくします。
番組では、映画『モリのいる場所』でモリが庭を探索し、様々な生命たちと戯れる初解禁シーンの特別映像もオンエア。ご本人も何十年ぶりかわからないほど久しぶりという貴重なテレビ出演を、お見逃しなく！
美の巨人たち／熊谷守一「宵月」放送予定
テレビ東京：12/9（土）22:00-22:30
BSジャパン：2018/1/10（水）23:00-23:30
画家・熊谷守一（1880-1977年）
明治に生まれ、大正・昭和の画壇で活躍した洋画家。美術学校を首席で卒業し、若い頃から絵の才能を認められながらも、いい絵を描いて褒められようとも有名になろうとも思わず、たまに描いた絵も売れず、長いこと借家を転々として友人の援助で生きながらえる。ぽつぽつ絵が売れてようやく家族を養えるようになったのは50歳を過ぎた頃。この頃の有名なエピソードとして、作品を二科展で見た昭和天皇が「これは子どもの絵か」と尋ねたという。やがて、その風貌や言動から「画壇の仙人」としてひろく脚光をあびる。文化勲章と勲三等叙勲を辞退。その理由を「これ以上、人が訪ねて来るのと困るから」と言っていたが、本当は褒状をもらうのが嫌だったため。
展覧会「没後40年 熊谷守一 生きるよろこび」
2017年に没後40年を迎えた熊谷守一の作品200点以上を集めた大回顧展。
東京国立近代美術館にて2017/12/1（金）～2018/3/21（水・祝）開催。
http://kumagai2017.exhn.jp/
映画『モリのいる場所』2018年5月シネスイッチ銀座、ユーロスペース、シネ・リーブル池袋、イオンシネマほか全国公開！
名優の初共演でお送りする映画『モリのいる場所』公開を前に、まずは大回顧展「没後40年 熊谷守一 生きるよろこび」で山﨑努さんと樹木希林さんの音声ガイドをお楽しみください。
ストーリー
自宅の庭には草木が生い茂り、たくさんの虫や猫など、守一の描く絵のモデルとなる生き物たちが住み着いている。守一は30年以上、じっとその庭の生命たちを眺めるのを日課にしていた。普段、守一は妻の秀子と二人の生活をしているが、毎日のように来客が訪れる。守一を撮ることに情熱を燃やす若い写真家の藤田くん、看板を書いてもらいたい温泉旅館の主人、隣人の佐伯さん夫婦、郵便屋さんや画商や近所の人々、そして、得体の知れない男･･･。今日もまた、モリとモリを愛する人々の、可笑しくて温かな1日が始まる。
©2017「モリのいる場所」製作委員会
----------
映画『モリのいる場所』
出演：山﨑努
監督・脚本：沖田修一
配給：日活
©2017「モリのいる場所」製作委員会
----------
映画『モリのいる場所』関連ニュース
★現在公開中のその他の日活ラインナップもご期待下さい★
★★日活公式TwitterとFacebookもやってます★★
INTERVIEW