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第24回PFFスカラシップ作品『サイモン&タダタカシ』公開決定!キャスト&場面写真解禁!
2017年08月08日(火曜日)

「PFF(ぴあフィルムフェスティバル)アワード2014」で《ジェムストーン賞》を受賞した小田学監督長編デビュー作『サイモン&タダタカシ』の公開が、2018年春に決定!主演キャストが発表され、場面写真が公開されました!


日本映画界の新たな才能・小田学監督が描く男子高校生の淡い恋物語は、新星・阪本一樹と須賀健太が"運命の女"を探すロードムービー!

園子温監督、橋口亮輔監督、矢口史靖監督、熊切和嘉監督、李相日監督、荻上直子監督、内田けんじ監督、石井裕也監督など日本映画界の第一線で活躍する監督たちを世に送り出してきた、新人監督の登竜門「PFF(ぴあフィルムフェスティバル)」。

500本以上の応募があった2014年のコンペティション部門で、革新的でチャレンジングな作品に贈られるPFFアワード《ジェムストーン賞》を受賞したのは、小田学監督完全オリジナル脚本の長編デビュー作『サイモン&タダタカシ』。

本作のタイトルにもなっている"サイモン"を演じるのは、第28回ジュノン・スーパーボーイ・コンテストでフォトジェニック賞を受賞した新星・阪本一樹さん。阪本さんは、本作が映画初出演にして初主演。親友へ伝えられない想いを抱えるサイモンの心の機微を、透明感たっぷりに独特の存在感で演じました。

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©『サイモン&タダタカシ』製作委員会


繊細で内気なサイモンに対し、エネルギッシュでロマンチストな"タダタカシ"を演じたのは、映画・ドラマ・舞台とマルチに活躍し、本作公開予定の2018年にデビュー20周年を迎える俳優・須賀健太さん。須賀さんは、強い意志を持ちながらもどこか抜けている、愛されキャラ"タカシ"をコミカルに演じています。

本作は、工業高校に通う2人の男子高校生"サイモン"と"タダタカシ"のロードムービー。サイモン(阪本一樹)の想いに全く気づかない鈍感なタカシ(須賀健太)が、男ばかりの高校生活に終止符を打つべく、高校最後の夏休みに"運命の女"を探して旅に出ようと切りだします。それぞれ違う想いを抱えながら進む旅路は、流れ星が降った夜に思いもよらない結末へと向かっていきます。

撮影はすでに終え、本年9/16(土)より開催される第39回PFFのクロージング作品として初お披露目上映されることが決定しています。

監督、キャストのコメントも到着しました!

阪本一樹さんコメント
映画の出演が決まった時は凄くびっくりしました。なおかつ主演ということを知らされ、演技指導は1、2回しか受けたことがなかったのでとても不安でしたが、やるからにはがむしゃらに自分を見せれればいいなと思いました。物語の始めは男子高校生のくだらないことで盛り上がったり、仲のいい2人が描かれているのですが、話が進むにつれて自分が思っていたことと全く違う結末に進んでいって凄く面白い脚本だと思いました。普段感情を出さないサイモンが、物語の終盤で感情が溢れでるところがあります。そこをぜひ見てほしいです。

プロフィール
阪本一樹(さかもと いつき/19)1998/5/6生まれ。兵庫県出身。第28回ジュノン・スーパーボーイ・コンテスト フォトジェニック賞を受賞。今回が映画初出演、初主演となる。

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©『サイモン&タダタカシ』製作委員会


須賀健太さんコメント
「この映画はどんな映画になるんだ?」というのが初めて脚本を読んだ時の素直な感想でした。だからこそ、小田監督がどう具現化していくのかとても興味深く思いワクワクしたのを覚えています。サイモン役が阪本くんだと知り、いつの間にか事務所に後輩ができていた事に驚いたのですが...笑。撮影を通して阪本くんの持つ空気感がどんどん変わっていくのを1番近くで感じてそれが楽しく、撮影が終わる頃には"謎の親心"が生まれていました(笑)。

プロフィール
須賀健太(すが けんた/22)1994/10/19生まれ。東京都出身。1999年子役デビュー。テレビドラマCX「人にやさしく」(02)、NTV「喰いタン」(06)、映画『ALWAYS 三丁目の夕日』(05)、『花田少年史 幽霊と秘密のトンネル』(06)等、数々の話題作品に出演。現在、ABC「世界の村で発見!こんなところに日本人」レギュラー出演、演劇「ハイキュー!!」では主演を務めるなどTV・舞台等でも活躍中。主な映画出演作に『スイートプールサイド』(14)、『シマウマ』(16)、『ディアスポリス -DIRTY YELLOW BOYS-』(16)、『バースデーカード』(16)、『ダブルミンツ』(17)、『獣道』(17)、『ちょっとまて野球部』(18)などがある。

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©『サイモン&タダタカシ』製作委員会


小田学監督コメント

―阪本一樹さん演じたサイモンについて
阪本くんは、お芝居自体初めての上に、男の友達を好きになる役を演じるのはかなり難しかったと思います。たぶん男のことを好きになったことはないでしょうし...。本人も悩んでいたようで、2人で蚊に刺されながら、公園で辛抱強く稽古を続けたのを覚えています。結果撮影初日には何かが吹っ切れたように楽しそうに演じていて、しっかりと阪本くんのサイモンを見つけることができたんだと思いました。これからの俳優人生でも彼の粘り強さで、いろんな壁を乗り越えてほしいです。お互いに初監督、初出演だったので、そのうち共に成長してまた一緒に仕事が出来たらいいなと、今から思っています。

-須賀健太さんが演じたタダタカシについて
須賀さんは、やはりキャリアを積み重ねてきてるんだな、と感動しました。とにかく理解が早く、引き出しも沢山あり、僕の指示にすぐに対応してもらえ、思っていた以上のお芝居をしてもらえました。撮影現場では明るい雰囲気を作ってくれて、とても勉強させてもらいました。まっすぐで明るいタダタカシにぴったりの、超タダタカシでした。この映画を作るにあたって、物語よりも、「サイモン」と「タダタカシ」を見て、"なんかいいコンビだなー"って思ってもらえれば成功なんだ、と思えた事が阪本くん、須賀くんで良かったと思えた一番の事でした。

プロフィール
小田学監督(おだ まなぶ/37)1980/5/9生まれ。埼玉県出身。日活芸術学院演出コース出身。卒業制作で監督した『二人乗り』が小津安二郎生誕100周年記念蓼科高原映画祭に入賞。以降、数々の作品で映画賞の受賞・入賞し、2013年に製作された『ネオ桃太郎』で528作品応募のなかから革新的でチャレンジングな作品に贈られるPFFアワード2014 ジェムストーン賞を受賞。2006年に劇団「兄貴の子供」を旗揚げし舞台演出家としても活躍中。本作が長編映画初監督作品となる。


親友同士の切ない恋を描いた『サイモン&タダタカシ』に、ご期待ください!


「好きな人が絶対に自分を好きになってくれなかったらどうする?」
工業高校3年生。卒業後は大学に進学するサイモンと、実家の工場を継ぐ親友のタダタカシ。男だらけの生活に焦ったタカシは、サイモンと共に"運命の女"を探すための旅に出る。ギター片手に全力で突き進むタカシに対し、秘めた想いを伝えられないサイモン。夜空に流れ星が降った夜、それぞれの想いを抱えた旅は、予測できない結末へと進みだす。


PFFスカラシップとは
「映画の新しい才能の発見と育成」をテーマに1977年にスタートした「PFF(ぴあフィルムフェスティバル)」。「才能の発見」にあたる一般公募による自主製作映画のコンペティション部門「PFFアワード」の受賞監督から次回作の企画を募り、1名を選出し企画開発から公開までをトータルプロデュースし「才能の育成」を図る1984年から始まった長編映画製作支援システム。これまでに園子温、李相日、橋口亮輔、矢口史靖、石井裕也といった日本映画界を支える監督陣を輩出している。


映画『サイモン&タダタカシ』2018年春 シネ・リーブル池袋ほか公開予定!


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映画『サイモン&タダタカシ
監督・脚本:小田学
出演:阪本一樹 須賀健太
©『サイモン&タダタカシ』製作委員会


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