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塩田明彦監督の初ロマンポルノ作品『風に濡れた女』本予告&ポスタービジュアル解禁!
2016年10月25日(火曜日)

*45th ROMAN PORNO REBOOT*

28年ぶりに復活するロマンポルノに塩田明彦監督が初めて挑んだ最新作で、第69回ロカルノ国際映画祭コンペティション部門<若手審査員賞>を受賞した『風に濡れた女』が、ロマンポルノリブートプロジェクト【第2弾】として12/17(土)より新宿武蔵野館ほか全国順次公開。その本予告とポスタービジュアルが解禁されました。

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©2016日活

               
各国映画祭で大喝采で迎えられ、現在も世界巡回中の塩田監督初ロマンポルノ作品が遂にベールを脱ぐ!予告編は、史上初のマスキング処理!?映倫審査をくぐりぬけ一般公開!

本作は、今年2016年で製作開始から45周年を迎える、日活ロマンポルノリブートプロジェクトの一環で製作された作品。塩田明彦監督のほか、白石和彌監督、園子温監督、中田秀夫監督、行定勲監督ら第一線で活躍する監督陣が、28年ぶりのロマンポルノ新作となる《完全オリジナル作品》を撮りおろしたことも話題となっています。

主演を務めるのは、永岡佑さんと間宮夕貴さん。永岡佑さんは19才で俳優デビューし、タナダユキ監督の『月とチェリー』(04)で初主演。NHK大河ドラマなど数々のドラマや映画に出演する実力派俳優で、近年の「重版出来!」(TBS)での好演が高く評価されています。

間宮夕貴さんは、石井隆監督『フィギュアなあなた』(13)で映画初出演。その後も『甘い鞭』(13)、『GONIN サーガ』(15)など石井監督作品に立て続けに出演し、女優として開眼。今年公開された『屋根裏の散歩者』(16)でもオールヌードを披露。その潔い脱ぎっぷりに、各界から熱視線を浴びています。

本作は、歴史ある第69回ロカルノ国際映画祭のコンペティション部門へ招待され、<若手審査員賞>を受賞。ロマンポルノ作品として国際映画祭のメインコンペへ招待されたのは、本作が初めて。本映画祭へは、神代辰巳監督の『恋人たちは濡れた』(73)と共に招待されました。ロカルノ映画祭を皮切りに、エトランジュ映画祭、アジア最大級の映画祭である釜山国際映画祭など現在も数々の海外映画祭で上映されており、各国で大喝采と大興奮で迎えられています。

都会の喧騒を避け、過去から逃げるように山小屋で暮らす永岡佑さん演じる高介が、生命力を持て余し野性味溢れる魅力を放つ間宮夕貴さん演じる汐里との出会いによって欲望の渦に巻き込まれていく様を描く本作。欲を捨てたはずの男と、欲に純粋な女が巻き起こすオフビートな笑いと、本能むきだしでヒートアップする男と女のバトルが軽妙に表現されています。

解禁された予告篇はロカルノ国際映画祭で上映された仕様で、マスキング処理を施し、映倫審査でG指定をいただいたもの。神代辰巳監督『恋人たちは濡れた』の本編にもマスキング処理が施されており、それにならっています。なお、映画『風に濡れた女』本編はR18+指定ですので、お間違いないようご注意ください!

ビジュアルは、女を抱き恍惚の表情を浮かべている男に対し、林檎をかじりながら男に抱きついている女が配置され、欲望のままに生きる女と、女という生き物に翻弄される男が描かれています。

『風に濡れた女』予告篇は【ロマンポルノリブートプロジェクト公式サイト】で、ご覧いただけます。

【ロマンポルノリブートプロジェクト公式サイト】には、ロマンポルノ公式サイト経由で《年齢認証後》にお入りください。※18歳未満閲覧禁止


『風に濡れた女』12/17(土)より新宿武蔵野館ほか全国順次公開!


『風に濡れた女』作品概要

大自然の中で欲望の渦に飲まれていく彼らの行きつく果てはー?本能むき出しでヒートアップする男と女のラブバトル!
かつて劇作家として知られた柏木高介(永岡佑)は、今では世捨て人のような暮らしを送っている。ある日の昼下がり、港でたたずむ高介の目の前を、自転車に乗った女が通りすぎ海に突っ込んだ。全身を濡らして陸にはい上がって来た女は、おもむろに上着を脱ぎ「今晩泊めてもらえない?」と話しかけてくる。その不思議な女は、汐里(間宮夕貴)。高介は何も見なかったふうを装い、拾ったアンティークの椅子を乗せたリアカーを引いてその場を去ろうとするが、汐里は野良犬のようにまとわりつき追いかけてくる。高介に泊める気がないことを理解した汐里は、「アンタは私にロックオンされたんだ。逃げられると思うなよ」と捨てゼリフを残し去っていった。翌日、高介がコーヒー豆を買いに寄ったいきつけのカフェで、ウェイトレスとして働く汐里と出くわす。奇妙な出会いをしたばかりにも関わらず、懐かしそうに近寄ってきた汐里は、カフェの店長(テイ龍進)を体でてなずけ、店長の別居している妻の洋服を着て平然と働いていた...。そんな中、かつての劇団仲間で高介の女だった演出家・響子(鈴木美智子)が、巡業の途中、劇作家としての高介の熱烈なファンだという新人助手・夕子(中谷仁美)と、新しい劇団員たちを引き連れてやってきた。高介が、自分の書いた戯曲を目の前で披露され興味なさげに眺める傍ら、響子は、汐里に芝居に参加しないかと持ちかける。ヒートアップした汐里が、響子を押し倒したことから、まるで堰を切ったように、この大自然に集まった男と女たちの欲望の渦が広がり始める―

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©2016日活


2016/11/20に45周年を迎える<日活ロマンポルノ>とは?
「日活ロマンポルノ」は、日活が1971年に打ち出した当時の映倫規定における成人映画のレーベル。1971/11/20に『団地妻 昼下りの情事』(西村昭五郎監督/白川和子主演)と、『色暦大奥秘話』(林功監督/小川節子主演)の2作品が初めて公開。「10分に1回絡みのシーンを作る、上映時間は70分程度」などの一定のルールと、製作条件を守れば比較的自由に映画を作ることができたため、チャンスを与えられた若手監督たちは限られた条件の中で新しい映画作りを模索し、さまざまな表現に挑戦できました。製作終了した1988年までの17年間に、約1,100本もの作品を継続して公開し続けた結果、映画史において、最もセンセーショナルな作品レーベルとして、現在も国内外で高く評価されています。

BSスカパー!では新作公開の同日深夜0時 【R15+版】を放送!
豪華監督陣による完全オリジナルの新作ロマンポルノを、「新作製作 powered by BSスカパー!」として製作開始。新作公開に併せ、BSスカパー! (BS241/プレミアムサービスCS585) にて、各作品の劇場公開同日の深夜0時より【R15+版】の放映を行います。

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©2016日活


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