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記録と記憶に残る伝説。あれから10年...映画『デスノート2016』メインキャスト発表!
2016年02月05日(金曜日)

2016年秋、伝説となった映画『デスノート』誕生から10年目となる年に、《正統な続編》として完全新作映画が放たれます。原作に存在しながらも未だ使われていなかった"6冊ルール"を採用した、全く新しい『デスノート』が誕生します!

製作決定以外ベールに包まれていた本作ですが、この度ついに新作のメインキャストが発表されました!

東出昌大×池松壮亮×菅田将暉、2016年最高のキャスティングが実現!

映画『桐島、部活やめるってよ』(2012年)で鮮烈に俳優デビューを果たし、第36回日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞した東出昌大さん。以降、押しも押されもせぬ人気でテレビドラマや映画・舞台・CMと活躍中の東出さんが演じる主人公・三島創は、夜神総一郎が立ち上げたデスノート対策本部特別チームの捜査官。10年前のキラ事件と総一郎の資料から夜神月のことを徹底的に調べ、詳細な研究ノートを作り、"デスノートヲタク"と呼ばれるほど「事件とルール」に精通しています。総一郎亡き後、チームのリーダー的存在となるクソ真面目で熱い警部補役に挑みます。

三島とともにデスノートを追う世界的探偵・竜崎を演じるのは、トム・クルーズ主演の世界的大ヒット映画『ラストサムライ』(2003年)でスクリーンデビューを遂げてから早12年、数多くの映画賞を受賞し、2016年も待機作が多数控える実力派俳優・池松壮亮さん。池松さん演じる竜崎は、Lが生前に遺した遺伝子から生まれた正統な後継者であり世界的に活躍している天才探偵で、インターポールも頭が上がらない存在。傲慢で何を考えているかわからないところはLから受け継ぎつつも、松山ケンイチさんが演じたLとはまた違う、行動力を伴うワイルドで色気のあるキャラクターを、池松さんにしか出せない独特なオーラで創り上げ、新たな『デスノート』にふさわしい新風を吹き込んでいます。

前作は《月》と《L》、《天才》対《天才》という対決構図でしたが、今作では更なる新キャラクターが作品世界を構成します。

三島役の東出さん、竜崎役の池松さんと相まみえるのは、『共喰い』(2013年)や『そこのみにて光輝く』(2014年)などで様々な映画賞を受賞し、高い演技力と存在感を放つ若き個性派俳優・菅田将暉さん。「KDDI/au」三太郎シリーズの"鬼ちゃん"として大ブレークを果たした菅田さんが、世界中に落とされたデスノートの争奪にいち早く参戦し、三島や竜崎と対決する紫苑優輝役を演じます。過去に狂った男に一家全員を殺され、自分だけ奇跡的に生き残った紫苑は、その犯人を殺してくれたキラを"神"と崇めているサイバーテロリスト。高度なハッキング能力を駆使し、三島や竜崎をも翻弄する狂気の天才役に挑みます。

いま最も注目され、幅広い世代から厚い支持を得ている《東出昌大×池松壮亮×菅田将暉》が織り成す極上のトライアングルは、2016年最高のキャスティングであり、映画史に残る三つ巴の戦いになること必至です!

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©大場つぐみ・小畑健/集英社 ©2016「DEATH NOTE」FILM PARTNERS


東出昌大さんコメント
今回の『デスノート』も天才対天才の対決を描いていて、しかも僕ら3人の人間関係が複雑に絡み合った天才同士の三つ巴の戦いになっています。もともと原作世代なので、前作の映画も観ていたし、その10年後を演じる意義やプレッシャーも感じますが、きっと池松くん、菅田くんと共演できたからこその物語になっていると思います。前作で『デスノート』の持つ極限のテーマに魅力を感じてご覧になっていた方は、もちろん今回も楽しんでいただけると思いますし、ここから観始める方でも楽しめる作品になっていると思います。
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池松壮亮さんコメント
人間はとても愚かで弱い生き物だということを、改めてもう一度デスノートに教えてもらっているような気がします。前作から10年を経て、新たな監督スタッフキャストで、前作を超えるべく日々撮影に挑んでいます。沢山の人にワクワクしてもらえるようなエンターテイメントとして、それからこの御時世にやる意味を込めて、この作品を送り出せたらなと思っています。松山さんの作り出した歴史に残るLという凄いキャラクターを継承しつつ、やるからにははるかに凌駕するつもりで頑張ります。駄目だったらネットで叩いて下さい。
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菅田将暉さんコメント
前作を一観客として観ていたので、衣裳合わせの時や死神の造形物などを見て、「あっ、これが『デスノート』の世界なんだ」と素直に興奮しました。僕が演じる紫苑はキラを崇拝するサイバーテロリスト。役作りをする上で原作に出てくるLの2人の後継者=メロとニアからイメージを抽出しました。原作の夜神月とLの戦いから繋がる後半の物語も僕は大好きなので、そこに登場するメロとニアのトリッキーなキャラクターに現代っ子感を少し足したイメージです。演じる上で日々本当に自問自答していますが、前作を凌駕する作品になればと思っています。


記録と記憶に残る伝説の作品から10年...正統な続編として新たな物語が放たれる!

2003年~2006年に「週刊少年ジャンプ」で連載され、国内累計部数3,000万部を誇る大ヒットコミック「デスノート」。昨今の2部作ブームの先駆けとして製作された映画は、当時史上初となる連続公開(2006年6月&11月)で興行収入80億円を超えるメガヒットを記録しました。「そのノートに名前を書かれた人間は死ぬ...」というセンセーショナルな題材は、当時の若者を熱狂の渦に巻き込み、スピンオフ作『L change the worLd』(2008年)を含め60の国と地域で公開され、海外でも幅広い人気を誇っています。更に、アニメ、小説、舞台、テレビドラマとメディアミックス展開され、10年を経た今もなお、幅広い世代から絶大なる支持を得るモンスター・シリーズです。

新作『デスノート2016』では、月とLの死から10年を経た世界を描き、原作者である大場つぐみ氏のトリックアイデアを取り入れながら、世界的なサイバーテロが頻発する超高度情報化社会となった現在でしか描けない世界が広がります。

「名前を書かれたら死ぬ」...衝撃的な設定の面白さは継続させ、原作に存在しながらも未だ使われていなかった"6冊ルール"を採用。「デスノート」の封印という新たな展開、そして先の全く読めない展開で、現代に相応しい、かつ後世に語り継がれるだろう物語を築き上げていきます。

『GANTZ』『図書館戦争』の佐藤信介監督が描く、新たなる『デスノート』とは!?

『GANTZ』シリーズや『図書館戦争』シリーズなど、ヒット作を生み出し続ける佐藤信介監督。脚本家、さらにはアニメーション監督としても数多くの作品を発表している佐藤監督が、前作で描かれた「デスノート」の世界観に、パワーアップしたソリッドなアクションやスケールアップしたVFX映像を駆使し、ハリウッド映画を凌駕せんとする日本映画の新時代を切り拓きます!

佐藤監督の新解釈によるリュークら死神たちのフルCGでの描かれ方は、VFXの10年間の進化だけでなく、よりダークに、よりスタイリッシュに進化しています。リュークの肌や髪・羽・皮の質感の表現は驚くべきリアリティを生み出し、そのトーンに合わせて「デスノート」自体の質感もアップ。新たなデザインの6冊のノートとともに、小畑健先生監修による新たな死神も登場します。また、死神たちだけでなく、退廃的な美しさを魅せるセットなど、美術もこれまでにない世界観を現出。10年後の「デスノート」にふさわしい、ダークな美しさとリアリティがパワーアップした映像表現にご期待ください!

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佐藤信介監督コメント
デスノートをめぐる、人間のぶつかり合いを、描きたいと思っていました。6冊のデスノートを巡って、三者のぶつかり合いを描きたいと。
東出さんは、この役にぴったりでした。キャラクターばかりでなく、立ち姿、そして、その人間性において。この映画の柱を支え、この物語を、現実的なものに着地させられたのは、豪快かつ繊細な、東出さんのパワーによります。
池松さんは、『砂時計』という映画で、8年前にご一緒していました。今度はあの時とまったく異質な役。しかしこの役を池松さんは、想像以上の人物に育てられました。
菅田さんは、変幻自在、自由闊達な役者です。自然味を保ちながらも、奇抜なフィクションをも演じられる、まさに「映画」が欲する役者だと思いました。
デスノートを巡っての、この三者のぶつかり合いを、ぜひ、楽しんでいただきたいです。
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佐藤貴博(日本テレビ)プロデューサーコメント
08年にデスノートスピンオフの『L change of the WorLd』を製作した際のインタビューで、「夜神月の物語」は『デスノート』で完全に完結したけれど、「Lの物語」はまだ終わっていない、Lの物語をやりきるために『L~』の製作を決意しました...と答えていました。つまり月とLの物語は終ったけれども、「デスノートの物語」はまだ終わっていない...とある時気づいたんです。
10年前と現在で大きく違うのは、日本人もテロや戦争の脅威をリアルに感じられる時代になってしまったこと。夜神月が主人公の『デスノート』は法律で裁けない犯罪者を裁く話でしたが、今回はさらにその先の"戦争をやめられない人間たち""暴力や恐怖で物事を解決しようとする人間たち"という世界で実際に起きている問題にも立ち向かわなければならない。そこに、もう一度『デスノート』をやる意味があると思ったんです。
そして今回もノートのルールは変えないというのは絶対の決め事にしました。そのルールを検証していく中で、『6冊ルール』を見つけたんです。そこで我々から『6冊ルール』を使いたいと提案し、大場つぐみ先生にもアイデアをいただきながらストーリーを練り上げていきました。6冊のノートを人間界に落とした死神の思惑と、ノートを持ってしまった人間達の思惑が食い違っていくことが物語の軸となっています。06年の映画の10年後を描いているので、06年の映画で起きたことは全部そのまま事実として受け継がれています。つまり、Lと月がお互いの命を懸けて戦って、事件が終結してから10年後のリアル・シミュレーションという位置づけです。
本作は月とLの次世代の物語でもあるので、才能あふれる若い役者たちがモチベーションを高く持って挑めるキャラクターを作ったつもりです。今回の主人公の三島(東出昌大)は刑事です。物語を加速度的に進行させるために、「デスノート」に最短距離で関わることの出来る人間であり、前作との変化として「デスノート」を使う人間ではなく、「デスノート」を追う人間を主人公にしたかったんです。それで月とはまた違う、天才というよりは実直な秀才と言える三島のキャラクターを作りました。次に考えたのがLの後継者。Lが残していた遺伝子から誕生した竜崎(池松壮亮)です。前作の月とLは完全に対立していましたが、今回の三島と竜崎は共に捜査をする関係。しかし、そこには対立と疑念がある...という構図です。さらに二人と対峙し翻弄するもう一人の天才も登場します。サイバーテロリストの紫苑(菅田将暉)です。天才vs天才vs天才という、前作よりパワーアップさせた三つ巴の頭脳戦を楽しんでいただきたいです。



ストーリー
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~デスノートのルール~
デスノートに名前を書かれた人間は死ぬ。
その人物の顔が頭に入っていないと効果は得られない。
名前の後に40秒以内に死因を書くと、その通りになる。
死因を書かなければ全てが心臓麻痺となる。
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人間界で同時に存在していいノートは6冊まで。
デスノートを駆使して世の中に野放しになっていた凶悪犯を次々と死に追いやったキラこと夜神月と、命をかけてキラを食い止めたLとの天才同士の対決から10年。再び、死神が地上にデスノートをばらまき、世界中が大混乱に陥っていた。
夜神総一郎が立ち上げた<デスノート対策本部>は存続していた。すでに亡くなった夜神総一郎の跡を継ぐべく、キラ事件に精通した三島を筆頭に、唯一10年前のキラ事件を経験した松田他5人の対策特別チームの捜査官たちを中心に警視庁内に本部を構えていたのだ。
ロシア、ウォール街そして渋谷でのデスノートによる大量殺人が行われる中、世界的私立探偵にして、"Lの正統な後継者" 竜崎が加わり事件解明に当たり、地上には6冊のデスノートが存在する事が判明する。
その矢先にキラウィルスと呼ばれるコンピューターウィルスが世界中に拡散された。そのメッセージとは「他の所有者に次ぐ。速やかに私に差し出せ」とデスノートの提出を呼びかけていた・・・。
6冊のデスノートを全て手にした者が地上を制する。キラ復活を望む者、それを阻止する者たちとの究極の争奪戦の幕が切って落とされた!

映画『デスノート 2016』2016年秋、全国超拡大ロードショー!

正統なる続編に、ご期待ください!


映画『デスノート 2016
原作:「デスノート」大場つぐみ・小畑健 集英社ジャンプコミックス刊
制作プロダクション:日活/ジャンゴフィルム
配給:ワーナー・ブラザース映画
監督:佐藤信介
脚本:真野勝成
製作:2016「DEATH NOTE」FILM PARTNERS
©大場つぐみ・小畑健/集英社 ©2016「DEATH NOTE」FILM PARTNERS


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