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『ライチ☆光クラブ』少女に恋する機械ライチのビジュアル解禁!公開日決定!
2015年10月20日(火曜日)

人気漫画家・古屋兎丸氏のカルト的人気を誇るロングセラーコミック「ライチ☆光クラブ」を、野村周平さん、古川雄輝さん、間宮祥太朗さんら若手俳優たちの競演で映画化した『ライチ☆光クラブ』。

少年同士の愛憎を描く、このセンセーショナルな話題作に挑んだのは、新進気鋭の監督・内藤瑛亮。内藤監督は、原作の圧倒的な世界観を精緻にすくいあげながら、さらにオリジナルを掘り下げるような音と色彩感覚で本作を完成させました。

物語は、黒い煙と油にまみれた町・螢光町で、廃工場の秘密基地に集い「光クラブ」を結成した少年たちの、大人になる前の脆く残酷で多感な思春期を描きます。

「光クラブ」を率い、大人のいない世界を理想とするカリスマ・ゼラや、ゼラを慕う謎めいた美少年ジャイボ、ゼラの思想に反発をおぼえていくタミヤなど、14歳を目前にした9人の少年たちの裏切りと愛憎の物語が展開。同時に、物語を動かす鍵であり、美しさの象徴として「光クラブ」に囚われる美少女カノンと、大人に抗うため少年たちが作り上げた"思考する能力を持つ機械・ライチ"の切なく淡いラブストーリーが並行して描かれています。

そして今回、少年たちが作り上げた機械 "ライチ" のビジュアルがついに解禁されました!

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©2016『ライチ☆光クラブ』製作委員会


ライチに命を吹き込んだのは、『銀魂』坂田銀時役などで人気の声優・杉田智和さん。巨大で恐ろしい見た目とは裏腹に、カノンへ優しい愛情を抱くようになるライチ。カノンの教えによって芽生えた人間らしくありたいという意志と、プログラミングされた宿命の狭間でもがく切ない葛藤を、杉田智和さんが深みのある声で表現。終盤にしたがってライチの声が変化していくことも、見所のひとつです。

さらに、ライチのデザイン・造形を担当したのは、日本を代表する特殊メイク・造形担当の百武朋さん。何種類ものデザイン案を上げ、内藤監督たちの意向を組み込んでデザインを決定。舞台では俳優がライチを演じていましたが、本映画のライチはオリジナルで制作された造形物を動かしています。カットごとに撮影する映画にしかできない試みで、人間にはなれない機械ライチの悲しさがより一層伝わってくる仕上がりとなっています!

ライチのビジュアル解禁をうけてコメントも到着しました。

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ライチ(声の出演):杉田智和さんコメント
役に命を吹き込む事が本当に人へと近付いていく感覚がしました。 作品に関われて嬉しいです。
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ライチデザイン/特殊メイク/造形:百武 朋さんコメント
恐らく歴史に残るであろう作品に参加出来て光栄です!それもライチを作れるなんて!
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カノン役:中条あやみさんコメント
(完成した映画をみて) 演じているときには、ライチは語りかけてくれませんでしたが、私が演じたカノンとライチが会話をしていて、うれしかったです。杉田さんが声をふきこまれたライチとカノンの物語は、優しくて切なかったです。
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原作者:古屋兎丸さんコメント
天才造形家・百武朋さんは映画化が決まる前からライチを作りたいと立候補してくださっていて、今回の企画がスタートしてからは情熱を込めて製作に打ち込んでくれました。こんなにも機械の冷たさと人間味を併せ持つライチは彼じゃなければ作れなかったと思います。声優の杉田さんは機械であるライチの微妙な心の変化を見事に演じておられます。この変化が物語の鍵になるのでお楽しみに!
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内藤瑛亮監督コメント
少年たちの声が悲痛さを増していくのに対し、ライチの機械的な冷たい声は人間的な温かみを帯びていきます。「もう少し人間的に」「もう少し機械的に」と微妙なニュアンスをお願いしましたが、杉田さんは完璧に応えてくれました。ライチに宿った感情を繊細に演じてくれた杉田さんが、物語の寓話性を豊かにしてくれたと感じています。穏やかな物腰の方でしたが、アニメ畑と実写畑の人間が交流して作品をつくっていく価値を強く語っていたのが印象的でした。声優さんとの仕事は初めてで、凄く刺激を受けました。
百武さんとは自主映画を撮っていたころにお会いして、こうして商業映画でもご一緒できるようになって嬉しいです。特撮映画が好きという単純な理由もありましたが、今回、造形物をスーツアクターさんが演じるという撮影が最良の選択だと考えました。ライチは少年たちの願望を具現化した存在であり、可愛いらしい一面をもちながら、恐怖の対象であり、愛憎の対象です。そういった様々な要素を百武さんは絶妙なバランスで表現してくれました。映画独自の仕掛けも用意してあるので、原作ファンも楽しみしていて欲しいです。
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『ライチ☆光クラブ』 2016/2/13(土)新宿バルト9ほか全国ロードショー!


作品概要
大人になる前の脆く、残酷で多感な少年の思春期を描き、その独創的な世界観と圧倒的なカリスマ性で支持される鬼才漫画家・古屋兎丸のロングセラーコミックが待望の映画化。物語の舞台は、黒い煙と油に塗れた蛍光町と廃工場の秘密基地"光クラブ"。14歳を目前に大人のいない世界をつくろうとした9人の美しい少年たちによる裏切りと愛憎の物語と、彼らが作り上げた思考する能力を持つ機械(ロボット)"ライチ"と、少女カノンの恋を、圧倒的に美しくダークな世界観で描く。

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映画『ライチ☆光クラブ
出演:野村周平 古川雄輝 中条あやみ 間宮祥太朗
   池田純矢 松田凌 戸塚純貴 柾木玲弥 藤原季節 岡山天音
監督:内藤瑛亮
脚本:富永圭祐 内藤瑛亮
原作:古屋兎丸「ライチ☆光クラブ」(太田出版) 
配給・宣伝:日活
制作:マーブルフィルム
©2016『ライチ☆光クラブ』製作委員会


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