ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国順次公開中の映画『フジコ・ヘミング 永遠の音色』が、ミニシアターランキングで1位(10/31~11/2興行通信社調べ)になるなど話題を集めています。

©2025「フジコ・ヘミング 永遠の音色」フィルムパートナーズ
ピアニストとして世界で活躍し、2024年4月21日に旅立ったフジコ・ヘミングさんの情感あふれる演奏は国内外の多くの人の心をとらえ、“魂のピアニスト” と呼ばれていました。
様々な困難を乗り越え60代で人気ピアニストになった波乱万丈な人生。本作は、小松莊一良監督が12年間追い続けたからこそ迫れた、フジコさんの素顔と美しい音色が刻まれた最後のドキュメンタリー映画です。
このたびミニシアターランキング1位を記念して、<スペシャル映像>が解禁されました!

世界各地でコンサートを行い、演奏の旅を続けていたフジコさん。幼い頃からピアニストとしてその才能を認められ世界的なピアニストになることを夢見ていた彼女ですが、若い頃は国籍の関係で日本を出ることが叶いませんでした。
その歯がゆい思いとヨーロッパ留学への憧れが募るなか、東京藝術大学を卒業したフジコさんは原宿にある有名中華料理店でピアノ弾きを始めます。1950年代の戦後、アメリカ軍の将校たちが友人や家族毎日集う店で、フジコさんによくリクエストされたのはドビュッシーの<月の光>でした。
このたび本編から一部解禁されたスペシャル映像は、フジコさんが当時の思い出を振り返るインタビューと、「月の光」演奏シーン。冒頭ではフジコさんが18歳のときの感情を書き記していた日記を、ナレーションの菅野美穂さんが読みあげています。
フジコさんの生き様から生まれた、心揺さぶる唯一無二の演奏を映画館のスクリーンで最大限に体感できる映画『フジコ・ヘミング 永遠の音色』。
さらに本作では、初公開されるフジコさんのインタビュー映像や絵日記、さらに本作で存在が明らかになる異母妹エヴァさんにストックホルムで実施したインタビュー映像も映し出されます。そして、俳優だった弟ウルフさんが語る新たな真実とは?
フジコさんを約12年間追い続けた小松莊一良監督が、世界的な演奏家になるフジコさんのルーツと音色の秘密を解き明かします。
困難を乗り越え輝き続けた希代のピアニスト フジコ・ヘミングさん最後のドキュメンタリー映画を、映画館のスクリーンで存分にご堪能ください。

©2025「フジコ・ヘミング 永遠の音色」フィルムパートナーズ
映画『フジコ・ヘミング 永遠の音色』2025年10月24日(金)ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国順次ロードショー!
スクリーンに蘇る唯一無二の演奏、心揺さぶる魂の音色は永遠に
12年間追い続けたからこそ迫れたフジコ・ヘミング。 その生き様と美しい音色が刻まれた最後のドキュメンタリー映画
2024年4月21日に92歳で旅立ったフジコ・ヘミング。情感あふれるダイナミックな演奏は国内外多くの人の心をとらえ、“魂のピアニスト”と呼ばれていた。その唯一無二の演奏を再び聴きたい、聴いてみたかったという熱い声が高まっている。本作では、圧巻の“ラ・カンパネラ”、名曲クラシックの数々、貴重なオリジナル曲など初公開を含むフジコの演奏を映画館のスクリーンで最大限に体感してほしい。そして、初公開のインタビュー映像・絵日記、本作で存在が明らかになった異母妹エヴァと俳優の弟ウルフら家族が語る新たな真実とは?スウェーデン人の父と幼少時の別れ、母の厳しいレッスン、無国籍の生き辛さ、貧しい留学生活、忘れられない恋、聴力の喪失などの苦難を乗り越え、60代で認められ人気ピアニストになった波乱万丈の人生。パリ、ベルリン、ストックホルム、LA、横浜……2018年に劇場公開しロングランヒットした、初のドキュメンタリー映画『フジコ・ヘミングの時間』を含め、小松莊一良監督が約12年間追い続けたからこそ迫れたフジコの素顔。輝き続けた彼女の生き様は、私たちに勇気を与えてくれる。
<フジコ・ヘミング>
日本人ピアニストの母とスウェーデン人デザイナーの父を両親としてベルリンに生まれる。父と別れ、東京で母の手ひとつで育ち、5歳から母の手ほどきでピアノを始める。東京藝術大学を経て、28歳でドイツへ留学。ベルリン芸術大学を優秀な成績で卒業。その後長年にわたりヨーロッパに在住し、演奏家としてのキャリアを積む中、レナード・バーンスタインほか世界的音楽家からの支持を得るが、大事なリサイタル直前に聴力を失う。失意の中、スウェーデンやドイツ各地に移住し、ピアノ教師をしながら、欧州各地でコンサート活動を続ける。1999年リサイタルとNHKのドキュメント番組が大反響を呼び、デビューCD「奇蹟のカンパネラ」をリリース。クラシック界異例の大ヒットを記録した。日本ゴールドディスク大賞のクラシック・アルバム・オブ・ザ・イヤーを4回受賞。2018年、フジコのワールドツアーに密着した映画『フジコ・ヘミングの時間』が異例のロングランヒット。第22回上海国際映画祭で上映のほか、アジア、カナダ、中東、ロシア圏など、海外でも公開された。2021年には自身の選曲によるオールタイム・ベストアルバム「COLORS」を発売。自分を信じて努力を続け、あきらめることなく夢を追う姿が多くの人を勇気づける。猫や犬をはじめ動物愛護への関心も深く、長年チャリティー活動を続けていた。2024年4月21日、92歳で旅立つ。

©2025「フジコ・ヘミング 永遠の音色」フィルムパートナーズ
<小松莊一良(こまつそういちろう)監督>
ロサンゼルス生まれ、広島県呉市で育つ。大阪芸術大学 映像学科在学中より自主映画製作で注目され、ダンス映画『Heart Breaker』で映画監督としてデビュー。おもに音楽やストリートダンスをモチーフにした作品をテーマとし、ドラマの他にもドキュメンタリー、ミュージックビデオ、ライブDVD、ステージなど幅広いフィールドで活動を続ける。吉川晃司、藤あや子、安室奈美恵、DA PUMP、ケイティー・ペリーなどの音楽映像を手掛けるほか、2024年、WOWOWで世界配信された、新世代のダンスボーカルユニット・新しい学校のリーダーズの初武道館ライブ映像を監督し、第14回衛星放送協会オリジナル番組アワードにてグランプリなど2冠を受賞。2025 年、劇場公開された Ado × 新しい学校のリーダーズ × YOASOBI 「matsuri '25: Japanese Music Experience LOS ANGELES」で総合演出を務める。一方で、世界的人気のクラシック・ピアニスト、フジコ・ヘミングの映像やコンサートの演出も長年手掛け、企画・監督したドキュメンタリー映画『フジコ・ヘミングの時間』(2018年)が感動を呼び異例のロングランヒットとなった。母校・大阪芸術大学 映像学科では客員教授も務める。
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映画『フジコ・ヘミング 永遠の音色』
出演:フジコ・ヘミング
ナレーション:菅野美穂
監督・構成:小松莊一良
配給:日活
©2025「フジコ・ヘミング 永遠の音色」フィルムパートナーズ
公式X @Fuzjko_movie
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