“清順美学”が新しい生命、「本当の色」を得て甦る!!
本年6月、世界中の復元されたクラシック映画を紹介する一大イベントとして知られる第38回チネマ・リトロバート映画祭(ボローニャ復元映画祭)にてワールドプレミア上映された鈴木清順監督作品『東京流れ者』[4Kデジタル復元版]。
2022年、『殺しの烙印』[4Kデジタル復元版]がヴェネチア国際映画祭クラシック部門で最優秀復元映画賞を獲得したのに続く快挙となり、2017年に93歳で逝去した以降も世界の映画人に影響を残す監督・鈴木清順の功績をあらためて示すこととなりました。
そしていよいよ『東京流れ者』[4Kデジタル復元版]の国内上映がBunkamuraル・シネマ 渋谷宮下を皮切りにスタート!また本作の公開記念イベントに、映画監督のみならずバンド活動等、多ジャンルでも活躍する甫木元空さんが決定!!日本の新しいカルチャーを切り開くクリエイターが、新しい生命を得た“清順美学”を語ります。
©日活
『東京流れ者』[4Kデジタル復元版]公開記念トークイベント
ご登壇者:甫木元空さん(映画監督、ミュージシャン)
聞き手:月永理絵さん(ライター、編集者)
日程:2024年9月28日(土)
場所:Bunkamuraル・シネマ 渋谷宮下
※開催回の上映時間は決定次第、劇場HP他でご案内いたします。
https://www.bunkamura.co.jp/cinema_miyashita/
甫木元空(映画監督、ミュージシャン)
1992年、埼玉県生まれ。多摩美術大学映像演劇学科卒業。監督作に『はるねこ』(2016年」、『はだかのゆめ』(2022年)がある。2019年に「Bialystocks」を結成。2023年には小説家としてもデビューし、多ジャンルでその才能を魅せている。
x:https://x.com/toratorasora
Bialystocksオフィシャルサイト:https://lit.link/bialystocks
イベントに先駆けて、甫木元空さんよりコメントが届きました!
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見てる者を狂わす「東京流れ者」拳銃は人を踊らせ、街をキャンバスに変える。
歌は火花の様に吐き出され、一瞬光って消えていく。
最高の音楽映画を劇場で体験してもらいたい。
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『東京流れ者』[4Kデジタル復元版]2024年9月27日(金)よりBunkamuraル・シネマ 渋谷宮下ほか 全国順次ロードショー!
©日活
【『東京流れ者』作品概要】
いちどでいいから あの娘を胸に──デビュー2年目の渡哲也のフレッシュな魅力と、恋焦がれる松原智恵子の憂いを帯びた名演。魔法的な映像、色の洪水と、いつまでも耳に残るメロディ──永久不滅の美学がいま、「本当の色」でよみがえる。
どこで生きても流れ者──歌が静かに流れてゆく。哲は決心していた。ヤクザを辞め、恋仲の歌手・千春と結婚することを。敵対する大塚組に襲われても哲は決してやり返さなかった。しかし、哲のボス・倉田とライバル大塚の抗争は次第に激化。大塚は殺し屋“マムシの辰”を雇い、哲を執拗に追い回す。争いを避ける哲は東京から流れ日本各地を転々とするも、行く先々でトラブルに巻き込まれる。破る この地獄を──殺し屋・辰とのやり合い、倉田と大塚の抗争…その影がついに恋人・千春に落ちたとき、哀しきペールブルーのスーツを纏う”不死鳥の哲”が、ネオン輝く東京の夜に舞い戻る。
1966年/シネマスコープ/カラー/83分
配給:日活
デジタル復元:Imagica EMS
監督:鈴木清順 原作・脚本:川内康範 撮影:峰重義 照明:熊谷秀夫 美術:木村威夫
出演:渡哲也 松原智恵子 二谷英明 川地民夫
『東京流れ者』4Kデジタル復元版をはじめ『刺青一代』『花と怒涛』などの名作を収録した「鈴木清順生誕100周年記念 ブルーレイボックス其の参『セイジュンと流れ者』」 絶賛発売中!
【商品概要】
価格:33.000円(税込)
品番:HPXN-419
発売元:日活株式会社
販売元:株式会社ハピネット・メディアマーケティング
https://www.nikkatsu.com/package/HPXN-419.html
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