落語娘
らくごむすめ
2008年8月23日(土)シネスイッチ銀座、シネ・リーブル池袋、シネマスクエアとうきゅう他公開!

原作者は急増する落語ファンからも注目される新鋭作家・永田俊也。落語界の面白さ、人間模様の可笑しさをユーモアと絶妙なオチで描いた、これぞ落語エンタテインメントの真骨頂!

落語に青春をかける“女前座”と異端の師匠師弟コンビが挑む一世一代の大勝負!
私、絶対真打になる!大好きだった叔父との約束を果たすため、落語界に飛び込んだ香須美。落研で学生コンクールを総ナメにしたまではよかったが、プロの現実はやっぱり厳しい。掃除、お茶くみ、着付けの手伝い。先輩方の“お誘い(セクハラ)”をかわしつつ、女前座として楽屋の雑用に走り回る毎日だ。しかも、ただひとり香須美を拾ってくれた師匠・三々亭平佐というのが、これまた一筋縄ではいかない人物。奇行・蛮行・破天荒の三拍子そろった業界の札付きだから、頭が痛い。とある不祥事が災いして、もっか寄席にも出入り禁止状態。一度も稽古をつけてくれないばかりか、隙あらば弟子から遊び(ソープ)代をせしめようと手ぐすね引いてる有り様、なのである。伝統芸の重圧、男社会の壁、そして破天荒な師匠―前途多難な香須美の行く手に、さらなる難問が立ちはだかった。一発逆転をもくろむ平佐が、演じた者が必ず命を落とすという禁断の落語「緋扇長屋」に挑むと言い出したのだ!落語界、テレビ界から世間までを巻き込んだ一世一代、とっておきの大勝負。若き落語娘と異端の師匠は、とびきりの危機を乗り越えられるのか?

日本
製作:「落語娘」製作委員会
配給:日活
2007
2008/8/23
109分
2008「落語娘」製作委員会