真夜中のピアニスト
まよなかのぴあにすと
THE BEAT THAT MY HEART SKIPPED
2005年10月8日(土)渋谷アミューズCQNほかロードショー!
フランスの名匠ジャック・オディアールがロマン・デュリスを主演に迎え、アメリカのフィルム・ノワール『マッド・フィンガーズ』を現代のパリに舞台を移してリメイク。
ピアニストになりたいという夢を追う主人公の苦闘と立ちはだかる現実、父子の愛憎、友情と裏切りを、黒く艶やかな光を放つ夜のパリを背景に、スタイリッシュな映像で鮮やかに描ききる。2005年ベルリン映画祭銀熊賞受賞&金熊賞ノミネート作品。

トムは28歳。放埒な父親の跡を継ぐことを宿命づけられているように、今は、薄汚れ時として残酷な裏切りが横行する不動産の裏ブローカーの世界に生きている。しかし、彼の心には、何時の日にか、母親のようなピアニストになりたいという夢が眠っていた。その夢は突然動き出す。ある日、彼は昔の恩師に出会い、再びピアニストの道を勧められたのだ。心を揺さぶられたかれは、過酷な裏稼業と仲間から離れようと試みる。彼を助けるのは、フランス語を話すこともできない中国からやってきた女流ピアニストのみ。音楽だけを唯一の会話として、二人はオーディションを目指して練習に励むが、その前にはいくつもの困難が立ちはだかっていた…。
フランス
メディア・スーツ ハピネット・ピクチャーズ
2005
2005/10/8
108分
WHY NOT PRODUCTIONS