どら平太
どらへいた
世界の話題となる映画を作ろうという主旨のもと、日本を代表する4人の巨匠・黒澤明、木下惠介、市川崑、小林正樹が結成した「四騎の会」が脚本化。執筆から30年後、市川崑監督が映画化した痛快娯楽時代劇。

或る小藩の町奉行所。新任の町奉行は江戸からくる望月正平太といい、ふるまいは放埓を極め“どら平太”とあだ名がついていた。この藩の濠外とよばれる一画では密輸・売春・賭博・殺傷が横行しており、3人の親分が権力を握っている上、藩の城代家老たちが結託。長年不正を黙認し、その巨額な利権を欲しいままにしていた。どら平太に与えられた任務は、このすべての腐敗を正すことだった。“飲む、打つ、買う”という独特のやり方で、次第に敵の懐に入り込むどら平太。策略と陰謀。ついにすべてを暴いたどら平太は、意外な真実を知る・・・。

*毎日放送50周年記念作品

日本
配給:東宝
「どら平太」製作委員会(日活株式会社/株式会社毎日放送/株式会社読売広告社)
製作協力:映像京都株式会社
1999
2000/5/13
カラー/111分/ビスタ・サイズ
2000「どら平太」製作委員会