ザ・ギャンブラー
ざぎゃんぶらー
矢作俊彦が近未来を舞台に《エースのジョー》を復活させた日活創立80周年記念アクション大作!!
抑圧的に空を埋め尽くす超高層ビル群。その足元の闇にうずくまる《町》。そこは世界中から流れ着いた様々な人種が棲みつき無国籍化した無法地帯だ。国家はこの地を封鎖し《市街》と隔離した。が、流れ者は後を絶たない。さすらいのギャンブラー、傑(ジェイ)は台湾マフィアの大物、楊(ヤン)の経営するクラブ”CABLE HOGUE"の前に立っていた。カードの腕は超一流だがラスベガスで問題を起こして首には10万ドルの賞金がかかっている。その傑の後を追って戦闘服の女もクラブに入る。元傭兵の虎姫(フーチー)だ。楊は半月後に開くギャンブル・パーティを傑に仕切らせようと考えていた。が、「俺はもうプロじゃない」と断る傑。一方、虎姫は楊の要請を受けて用心棒におさまった。クラブを出た傑に「うちの賭場を預かってもらえないか」と店に居合わせたヤクザ、志垣が声をかける。店の中で絡まれたアル中の男のことが気にかかる傑に志垣の答えは「エースのジョウ。20年前なら知らないってだけで命がなかった」。半月後のギャンブル・パーティで、傑と完全復活したジョウはギャンブラーの意地を賭けて世紀の対決をすることになるのだった…。
日本 製作/にっかつ/にっかつビデオ 製作協力/アワナ
日活
1992
1992/9/1
カラー/93分/ビスタ・サイズ
日活