嚙む女
かむおんな

表面的には何不自由のない家庭に忍び寄る恐怖を描いたエロティック・スリラー。結城昌治の原作を荒井晴彦の脚本、神代辰巳のメガホンで映画化した。ロマンポルノに終止符を打ったにっかつが新しくスタートさせた「ロッポニカ」の第1弾。

AV製作会社の社長・古賀雄一は妻と娘のいる自宅に戻らない日々が続いていた。そんなある日、TVのワイドショー番組に出演した彼を偶然目にして思わず懐かしくなったと、かつて小学校の同級生だった早苗と名乗る女性から電話が入り、雄一は彼女と一夜をともに過ごす。ところがそれ以来、雄一は無言電話や奇妙な嫌がらせに悩まされるようになり、興信所で調べてみると早苗は既に死亡していることが判明するのだが・・・。
日本 製作:にっかつ(日活)
シネ・ロッポニカ(日活)
1988
1988/7/1
カラー/102分/ビスタ・サイズ/6巻/2803m/ドルビー
1988 日活