団鬼六 妖艶能面地獄
だんおにろく ようえんのうめんじごく
因習か、放蕩か、いんびな村で繰り広げられる凌辱の嵐!!
父の加虐で処女の血がほとばしり、闇を朱に染める…
【解説】(公開当時のプレス資料より)
 異例の長期に渡り、様々な倒錯の形態を描き続け、マニアックなファンは元より多くのロマンポルノファンを魅了し続けた「団鬼六」シリーズ最新作。
 昭和49年に公開された「花と蛇」に始まった団鬼六の原作・監修ものは本作品が36本目。”ロッポニカ”に路線変更するに当たり、最後の鬼六作品となる。
 本篇は、古い村の地主の館を舞台に、その当主の娘が父の加虐によって処女の血を散らしめ、兄によって本当の愛を知る様を、淫靡に満ちた映像で描いている。
 主演は新人の柏木よしみ。初代の谷ナオミを始めとして麻吹淳子、志麻いづみ、高倉美貴ら多くの緊縛女優を世に送り出した鬼六シリーズ最後の名華である。
 脇では過去、鬼六作品で主演した小川美那子、長坂しほりらが凄絶な演技を見せている。
 監督は、「団鬼六・少女木馬責め」「団鬼六監修・SM大全集」等の演出を手掛けた加藤文彦。鬼六の世界を見事に映像に表現できる若手の一人である。
日本
にっかつ
1988
1988/5/7
カラー/72分/ビスタ・サイズ/4巻/1964m
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