いたずらロリータ 後ろからバージン
いたずらろりーた うしろからばーじん
夕方になると人間になる人形と、彼女に恋をする拾い主の青年の姿を描く。
平成『ガメラ』など90年代邦画界をリードする俊英・金子修介の手によるメルヘン・ポルノ。
【解説】(公開当時のプレス資料より)
 都会の片隅で、ごく普通の青年が抱く願望は、自分に従順で、満たされない性欲の面倒も、献心的にみてくれるような可愛い女の子がいてくれたら……なんて、案外ささやかなものです。ある日突然、人形が女の子に変身して「ご主人様」とかしずかれ、夜はムチムチプリンのボディをすり寄せてきてメイク・ラブ。半身半疑の青年は、やがて不思議な恋におちてしまう……。
 人形と人間のモラルのずれが巻き起こす、様々な事柄は、時にはおかしく、時には悲しい。夢とお色気あふれるファンタジー・エロスである。
 主演はエロス大作「部長の愛人・ピンクのストッキング」で、初めてながらキャピキャピとした演技を見せた水島裕子。彼女に合った明るいキャラクターで今回も好演技
 共演には、にっかつ映画に久々の出演の、三東ルシア、中川みず穂、阿部雅彦に加え、小川美那子も出演。充実したキャストぶりである。
 監督は、「宇能鴻一郎の濡れて打つ」「みんなあげちゃう」の金子修介。軽妙なタッチの演出で、若手No.1の実力ぶりを発揮している。
日本
にっかつ
1986
1986/7/12
カラー/68分/ビスタ・サイズ
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