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男は女を「天使」と呼んだ─。
相米慎二監督、後期ロマンポルノを代表するエロス大作!
【解説】(「生きつづけるロマンポルノ」特集公開時資料より)
 会社が倒産し、取立てのヤクザに妻を犯され、人生に絶望した村木。自殺する前に、金で買った少女を思い切り陵辱しようと決意し、少女・名美をいたぶりつくした。2年後、自殺を思いとどまった村木はタクシー運転手となり、名美を探し続けていた。漸く見つけ出し、偶然を装って名美をタクシーに乗せた村木だったが、名美が自殺しようとしていることに気づき…。
 神代辰巳、曾根中生の助監督を経て相米慎二が初めて撮ったロマンポルノ。その後の相米作品に繋がっていく新鮮な映像感覚で、他の監督とは一線を画した。

【解説】(公開当時のプレス資料より)
 「セーラー服と機関銃」「魚影の群れ」、「ヤングシネマ’85」大賞受賞作「台風クラブ」などで新鮮な映像感覚を見せた相米慎二が初めて撮ったロマンポルノである。
 にっかつ撮影所で神代辰巳、曽根中生などの助監督を経て監督デビュー。相米慎二の同世代である根岸吉太郎、池田敏春とはひと味違ったロマンポルノ演出が見ものである。
 脚本は「天使のはらわた」シリーズの「赤い教室」「赤い淫画」の劇画原作者であり脚本家でもある石井隆のオリジナルシナリオである。
 主演は映画初主演の速水典子と寺田農。石井隆の世界のメインキャラクターである”名美”と”村木”を熱演している。
 競演に「ブルーレイン大阪」でデビューした志水季里子。中川梨絵、その他。
日本 製作:ディレクターズ・カンパニー/(株)にっかつ
にっかつ
1985
1985/8/3
カラー/88分/ビスタ・サイズ
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