十階のモスキート
じゅっかいのもすきーと
『月はどっちに出ている』などで知られる崔洋一監督のデビュー作。

離婚した現職警官が、 慰謝料や子どもの養育費のためにサラ金から金を借りるようになるが、 やがてそれらの返済で首が回らなくなり、 ついには郵便局強盗に身をやつしてしまう。

内田裕也が『水のないプール』に続き企画・主演・脚本を担当し、 転落していく男の狂気を見事に演じている。 小泉今日子が、当時はやりの竹の子族の踊りに興ずる、主人公の不良娘役で映画初出演。

日本
製作:(株)ニュー・センチュリー・プロデューサーズ(NCP)
配給協力:(株)日本アート・シアター・ギルド
1983
1983/7/2
カラー/108分/ビスタ・サイズ
1983「十階のモスキート」製作委員会