軽井沢夫人
かるいざわふじん
木もれ日のきらめきの中
 みずみずしい男の肉体に身をまかせ 女は野性の愛を知る――。
【解説】(公開当時のプレス資料より)
 上流社会へくいこもうという野望を抱いて避暑地の軽井沢にやってきた青年は、政財界の大物の夫人や令嬢に接近する。しかし、一人の魅惑的な美貌の女性の前に、あえなく挫折してしまう。美しい日射しのうつろいを眺めながら、孤独な別居住居をしている夫人と青年との秘めたる情事が、倦怠感漂う避暑地の夏を舞台に華麗に展開する官能ロマン。
 嵯峨島昭の同名小説の映画化で、監督は、耽美的な官能描写に定評の小沼勝。
 主演は、不思議な透明感の中に妖艶さ漂う高田美和。他に、青年役で五代高之、夫役で土屋嘉男らが脇を固めている他、特別出演で江原真二郎が警視訳で共演している。
 にっかつ創立70周年記念エロス大作。
日本 製作:にっかつ/ニューセンチュリープロデューサーズ(NCP)
1982
1982/8/6
カラー/93分/ビスタ・サイズ
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