悪女軍団
あくじょぐんだん
男の5感を刺激して、女たちの戦いが始まった…。こんな女たちなら犯られてもいい。
【解説】(公開当時のプレス資料より)
 昔気質の博徒の親分が殺された。動機に不信感を抱いた若い後妻と2人の娘が、真相究明のためにヤクザの大組織と陰であやつる政界・経済界の大物たちに色仕掛で近づく。そこには、米軍基地跡の利権争いにからんだ大がかりな陰謀がひそんでいた。復讐鬼と化した3人の女たちは、暴力組織よりも極悪非道な手口で序々にその陰謀を曝いていく。
 話題の勝目梓原作の女ピカレスクの世界を、お色気シーンたっぷりに描く官能バイオレンス。
 出演は、後妻に元大映の悪女役でならした八並映子、義理の娘にロマンポルノの名花・風祭ゆきと泉じゅん。彼女たち「悪女軍団」をほんろうする女高生に新人・伊藤京子、看護婦に新人女優コンテスト第2位・嵯峨美京子、そして麻生みちこらと、多彩な顔ぶれがそろった。
 監督は、女のドロドロした情念を描くのが得意な小沼勝で、鈴木則文の脚色をうまく生かしきった。
日本
にっかつ
1981
1981/10/23
カラー/88分/ワイド・サイズ
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