ラブレター
らぶれたー
秘められた手紙に綴られた愛の生活─。
ロマンポルノ10周年記念エロス大作。
【解説】(公開当時のプレス資料より)
 30以上も年のちがう、妻ある詩人を愛したオンナ。他人に白い目でみられながら、ひとりぼっちでオトコが通って来るのをひたすら待つ。そして二人をつなぐのは、あまりのいとおしさからくる激しい肉欲である。
 「焦れ死」にも似た女の哀れを見据える、にっかつロマンポルノ・10周年記念作品。
 「金子光晴のラブレター」を下地に、現代から遮断されたような二人の生活を、愛欲シーンたっぷりに描く。
 出演は、成人映画初体験者ばかりである。待ち焦がれる主人公に話題の関根恵子、詩人に中村嘉葎雄、隣家の女に加賀まりこ、その別れた夫に中谷昇、とそれぞれに適役を得た。
 監督は「サード」「もう頬づえはつかない」「四季・奈津子」と話題作を撮り続け、にっかつ映画初演出の東陽一。
(映画は、物語を現代におき替え、原作に手を加えたものである)
日本 製作:にっかつ/幻燈社
にっかつ
1981
1981/8/7
カラー/83分/ワイド・サイズ
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