少女娼婦 けものみち
しょうじょしょうふ けものみち
名匠・神代辰巳監督が描く 残酷で美しい青春のエロス
【解説】(公開当時のプレス資料より)
 サキは、多感なる十六才の少女。性への衝動は日増しにつのり、やがて妄想へと駆立てる。サキは、今だに知らぬ父親像を描きながらオナニーにふけり、そして二人の男性の前で青い花芯を濡らす。ところが、サキは誰の子とも知れぬ子供を宿してしまう………。
 鷗群れ飛ぶ冬の海を背景に、オールロケで描く青春抒情ロマン。
 主演は、未成熟な聖少女・サキを、篠山紀信の「激写」で注目を浴びた新星・吉村彩子が演じている。褐色の肌に、無垢な少女の恥らいと娼婦性を不可分に漂わして、少女の憂愁を好演している彼女は期待の大型新人である。他、SEXの虜になり情欲に身を焦がす女を水島美奈子、サキの恋人・アタル役で内田裕也、サキの母親役で珠瑠美がそれぞれ好演している。
 監督は、「赫い髪の女」で濃密な官能に満ちた男と女の人生の機微を描き激賛された鬼才・神代辰巳である。
日本
にっかつ
1980
1980/3/29
カラー/71分/ワイド・サイズ
日活ロマンポルノ公式サイト