忘れるものか
わすれるものか
京都を舞台に、石原裕次郎のヒット曲をもとに描いた歌と哀愁のロマン・アクション。
岡部司郎(石原裕次郎)が京都に帰ってきたのは、親友の津村洋介(二谷英明)が不思議な死をとげたと聞いたからだった。司郎は、津村の妻・夕子(星由里子)が何か知っていながら言うことの出来ない苦しみを抱えているように感じた。かつて司郎と津村は夕子を同時に愛し、彼女は津村を選んだ。司郎は弟分のケン、その恋人のゴーゴーガールかおるを訪ねたが、依然ナゾのままだった。やがて、津村を敵視する暴力団・尾形一派が事件のカギを握っているらしいと悟った司郎は、昔なじみの新聞記者・鴨沢に会い、教えられた容疑者の一人巽を追ったが、何者かに射殺されてしまった。一方、かおるは津村がバーのマダムのルミと関係があったと知らせてきたが、ルミはとぼけるばかり...。司郎は、鴨沢から会うことをすすめられた、津村の下で働いていた小野老人に会おうとしたが、その小野も殺されてしまった。こうなっては夕子に聞くしかない。夕子に会うため司郎が向かった津村のマンションには、なんと鴨沢が待っていた-。
日本 製作:日活
日活
1968
1968/12/28
カラー/83分/シネマスコープ・サイズ/7巻/2277m
日活
【京都府】京都市(京都駅、烏丸五条辺り、清水寺、大谷墓地、渡月橋、南禅寺、鹿ヶ谷のソ水、西本願寺、三寧坂、化野念仏寺、黒谷、比叡山叡電・出町柳駅、叡山ケーブルカー・山頂遊園地、高山植物園)