地獄の破門状
じごくのはもんじょう

大正末期の浅草を舞台に、悪徳ボスに対抗して、正義に生きんとする男たちの義理と人情が炸裂する娯楽アクション。

時は大正末期、浅草の花月亭ではある興行が行われていた。語り手である菊次の熱弁と、美女の弾き手である小新の名調子に観客は耳を傾けていた。しかしちょうど佳境に入ったとき、俵屋一家が乗り込んできた。嫌がらせに困り果てた菊次を手助けしたのは俵屋の次男、宗吉だった。あとで親分からこっぴどく怒られる宗吉だったが、道理の通らないことは嫌いな性格で、後悔はしていなかった。しかし俵屋の嫌がらせはこの日以降も続き、このままでは収まらないと感じた菊次は俵屋に乗り込むことにする。

日本
製作:日活 配給:日活
1968
1969/1/22
カラー/89分/シネマスコープ・サイズ/8巻/2436m
日活
【東京都】台東区(浅草、花月亭、浅草寺)/調布市(多摩川川原)