夜の牝 花と蝶
よるのめすはなとちょう

夜の牝シリーズ第1弾。華やかなネオンの蔭に咲く夜の世界の人間模様を、森進一のヒット曲に乗せて贈るムード巨篇

九州一円に知られた博徒の田川一家は、当主田川の一周忌を機に、娘雅枝の手によって解散式が行われた――。雅枝は、幼馴染を訪ねて上京した。だが、その友だちは行方知れずで途方に暮れてしまった。そんな折り、若い無名のカメラマン立石克也と知り合い、克也の姉銀子に紹介された。銀子は倉林製薬の社長倉林の世話で、銀座に一流のクラブ“銀”を開いていた。雅枝の美貌を見込んだ銀子は、美容院、洋裁店と雅枝を連れ歩き、きれいに仕立て上げると杏子という名前で“銀”で働かせることにした。一方、プロカメラマンに夢を抱く克也は、新橋にあるビルの一隅に住み込み野心を燃やしていた。何くれと面倒を見てくれる雑誌社の時田と久しぶりに「銀」に現われた克也は、見違えるほどに濃艶になった杏子を見て驚いた。“銀”の№1を自負している忍は、銀子のスポンサー倉林に取り入って、ママの座を狙っていたが、倉林は、魅力溢れる杏子に心を奪われていた。

日本
製作:日活 配給:日活
1969
1969/1/22
83分/8巻/2290m/フジカラー/シネマスコープ・サイズ
日活
【東京都】千代田区(東京駅・丸の内中央口)/中央区(銀座通り)