BG、ある19才の日記 あげてよかった!(BG、ある19才の日記・あげてよかった!)
びーじーあるじゅうきゅうさいのにっきあげてよかった
週刊女性に投書された身上相談をヒントに、BGたちが悩むセックスのモラルを鋭くつき、真実の愛の姿を描いた異色の青春大作。

大都会のネオンに彩られ、今日もオフィス・レディたちが華やかな嬌声をあげながら帰途についていた。日東ゴムでタイピストとして働いている鎬木敬子は、恋人の三木順造とのデートで身体を求められた。順造をはねのけた敬子は、家路を急ぎながら「決してあの人が嫌いじゃない、でも結婚するまでは処女をあげたくない」と自分に言い聞かせていた。ところが妹の敏子から「姉さんはズレてんのね」と言われ、呆然とするのだった。タイピストという女性ばかりの職場では、同僚たちが連日セックス談議に花を咲かせていたが、敬子は「やはり私には出来ない。この頃は三木さんへの関心も薄れてきている。何故だろう」と自問自答するのだった。ある日、敬子は出勤途中の電車で痴漢に襲われた。その場を助けてくれた中年の神士は、上役の加納守人部長だった。数日後、和気あいあいとした加納一家の自家用車に乗せてもらった敬子は、加納夫人理津子の倖せそうな顔と、三木のいらぬヤキモチから、加納に強く惹かれている可不解な女心を知り、愕然とした。それからの敬子は、加納を意識しはじめるようになり…。

日本
製作:日活 配給:日活
1968
1968/11/2
モノクロ/82分/シネマスコープ・サイズ/7巻/2229m
日活
【東京都】渋谷区(井ノ頭線、車内、渋谷駅)/大田区(東京国際空港)
【山梨県】山中湖村(山中湖)