大幹部 無頼
だいかんぶぶらい

元暴力団幹部・藤田五郎の波乱万丈の半生を渡哲也主演で映画化した『無頼』シリーズ第2弾。シリーズ6作中、4本でメガホンを撮った小澤啓一の監督デビュー作にして、シリーズ最高傑作と評される作品。

藤川五郎は暗い過去を捨てるために、雪子と夢子が待つ弘前へやってきた。到着早々、土地のヤクザの嫌がらせを受けていた旅回りの一座を助ける。3ヶ月ぶりに逢う夢子は風邪をこじらせて寝込んでおり、雪子の細い腕に生計がかかっていた。五郎は裸一貫のつもりで荷役人となって働くようになった。そこを牧野たちに見つけられ、連れていかれた稲武組で東京のヤクザ仲間・木内と出逢う。木内は五郎の腕を買い自分の組に誘うが、雪子のためにヤクザの世界から足を洗いたいと願う五郎は誘いを断った。そんな折、夢子の容態が悪くなり入院せねばならなくなった。五郎は金の工面のために横浜の木内組にわらじを脱ぐことにする。

日本
製作:日活 配給:日活
1968
1968/4/28
カラー/97分/シネマスコープ・サイズ/9巻/2663m
日活
【青森県】藤崎町(五能線藤崎駅)
【神奈川県】横浜市(横浜駅)
【群馬県】伊勢崎町
【長野県】