ぼんたの結婚屋 いろいろあらァな田舎ッぺ
ぼんたのけっこんやいろいろあらあないなかっぺ

「田舎ッぺ」シリーズ第3弾。結婚式場のセールスマンとして、素朴なるファイトで、世間の荒波をのりこえてゆくサラリーマン大喜劇

日の出製薬営業部に勤務する秋津圭太は、生来の人の好さと、田舎ッぺの素朴さとでファイト満々社内の評判も上々。だがそんな圭太にも世間の冷たい風がいやおうなしに襲いかかってきた。社長の石井が、社員の適性能力を知るために取り入れた電子頭脳機によると、圭太は営業部には不向きで工場へと配置転換されることになった。第一線の営業マンから工場へ、圭太の見通しは真っ暗だった。そんな圭太を救ったのは、結婚式場“しあわせ館”の社長西川だった。常に世のため、人のためになる仕事をしたい、と願う圭太にはピッタリの仕事だった。早速“しあわせ館”に勤めることになった。だがその仕事の忙しさ、朝から晩まで休むことなく働き、くたくたの毎日。だが圭太は幸せに満ち満ちた新郎新婦を見るたびに、そんな疲れはいっぺんにふっとんでしまっていた。“これこそ僕の探していた仕事だ”と圭太はゴキゲンだった。そんな圭太にもう一つゴキゲンなことが起こった。“しあわせ館”でアルバイトをしている椿由美子の出現である。由美子を一目見て圭太の心臓は高鳴った…。

 

 

日本
製作:日活 配給:日活
1968
1968/4/20
94分/8巻/2571m/フジカラー/シネマスコープ・サイズ
日活
【東京都】港区(外苑の芝生)/渋谷区(渋谷ハチ公前)/千代田区(日比谷公園)