血で描く終戦直後の秘史を映画化。渡哲也がマシンガンを抱えて無法者に対して命を張って対決する痛快アクション
終戦直後の東京の街は外国人の横暴になされるがままであった。今日もトキ子という女性が弄ばれた挙句に無残にも、李、金ら外国人一味によって殺された。トキ子の「健太郎!」と殺される直前に叫んだ声が悲しくこだまするのみであった。しかしそんな日々でも人々は懸命に生きようとしていて、テキ屋の平松組はマーケットを建設するなど民衆を仲間に付けようとしていた。ある日、一人の青年が平松組を訪ねてくる。彼はトキ子の消息を尋ねるのであった。人々の間でその青年こそが、トキ子が死に際に叫んだ健太郎なのではないかと噂が立った。平松組と外国人一派の争いが激化する中で、健太郎がブルドーザーを駆使して相手を退ける。民衆に活気が戻るも、平松が殺されてしまうという事態が起こる。