七人の野獣 血の宣言
しちにんのやじゅうちのせんげん
三億円の現ナマをめぐり、自家製戦車まで繰り出して、あの手この手の攻防戦をみせるスリルとユーモアの娯楽アクション。シリーズ第2弾。
かつて三億の現ナマをめぐって大騒動を起こした木戸をリーダーとする“七人の野獣”が、再び別の三億円強奪計画を立てた。それは、破産寸前の芸能プロモーター大黒が、競馬レースの利益金約三億金を奪おうとしているのを横どりしてしまおうという計画。一同は大黒やレースについて綿密に調べると、まずは外国人に化けた辺見が大黒邸に乗り込み、アイス・ショウ日本公演の委嘱を持ちかけて大黒たちを喜ばせた。金のあてがない大黒たちは、競馬場からニセ輸送車を走らせて護衛の白バイの目をごまかす計画を企てる。この計画を読み解いた木戸たちは、さらにそれを襲って三億円を奪おうという仕掛けだ。共同計画は立った。しかし、ムラ気の多い辺見と直次郎、兄弟分の芹沢と鉄はそれぞれ手を組み、三億円を猫ババしようとたくらんでいた-。
日本
製作:日活 配給:日活
1967
1967/10/21
カラー/91分/シネマスコープ・サイズ/9巻/2497m
日活
【東京都】中央区(晴海ふ頭)/品川区(大井競馬場)/大田区(羽田空港)/▲競艇場、▲ヨットハーバー)