嵐を呼ぶ男
あらしをよぶおとこ

人気爆発の渡哲也がイキなドラマーに扮して、唄って、暴れて、ぐっと泣かせる、パンチと若さに溢れる痛快無類の娯楽アクション大作。

色とりどりのネオンにかがやく大東京の歓楽街で人気を博すドラマーのチャーリー桜田は、女ながら切れ者のマネージャー美弥と恋人同士だったが、最近二人の仲は冷え切っていた。ある日、美弥は場末の劇場で、少々荒っぽいが不思議と人を惹き付けるスティックさばきをする若いドラマー・国分正一と出会う。その夜、テレビ放送の本番になっても現れないチャーリーの代役に、正一を抜擢する。若く新しい技法は注目され、正一はチャーリーの代わりに楽団の正式なドラマーとなった。一躍人気者になった正一を新聞、雑誌、テレビはあおりはじめ、チャーリーと正一のドラム合戦が行なわれることになる。ドラム合戦の前夜、酔った正一はチャーリーの用心棒と喧嘩し、右手をケガしてしまう。ドラム合戦当日、観客を前に二人は必死にドラムをたたき合うが、ケガの痛みに右手が利かなくなった正一は、いきなりマイクを掴むと歌い出した。その力強い歌は観客の心をつかみ、かくして新しく生まれた“歌うドラマー国分正一”は日本一となるが、正一の前には様々な障害が待ち受けていたのだった…。

1957年に石原裕次郎主演で大ヒットを放った日活娯楽編の最高大作『嵐を呼ぶ男』の再映画化!

日本
製作:日活 配給:日活
1966
1966/12/10
カラー/95分/シネマスコープ・サイズ/8巻/2610m
日活
【東京都】中央区(銀座、時計塔(和光))/千代田区(丸の内劇場)/三鷹市(三鷹市公会堂)
【千葉県】船橋市(船橋サーキット)