涙くんさよなら
なみだくんさよなら

母を尋ねてアメリカから飛んできた一少女に寄せる若いエレキバンドメンバーたちの恋と友情を、ヒット曲にのせて贈る青春音楽映画。

アメリカ人の父、日本人の母をもつジュリーは、父の死亡を契機に母の葉子に会うために日本にやってくる。ジュリーはテレビ局や慈善団体に母探しの協力をしてもらうのだが、彼らの功利的な姿勢に不快感を募らせる。そこで自分の力だけで母を探すため、昔母親が芸者をしていた料亭“山岡”を訪ねる。そこでジュリーが出会ったのは、良心的で親切な若者たち。彼らとジュリーは団結してジュリーの母親を必ず見つけ出すことを誓い動き出し、まず葉子の転居先であった京都に向かう。

日本
製作:日活 配給:日活
1966
1966/7/29
カラー/82分/シネマスコープ・サイズ/8巻/2237m
日活
【東京都】港区(赤坂の某ナイトクラブ=ジョニー・ティロットソン出演場面)/大田区(羽田空港)/台東区(柳橋・亀清楼前)
【神奈川県】箱根町(箱根バイパス、湯本バイパス、箱根峠)/川崎市(川崎球場)
【京都府】京都市(八坂神社、三千院、知恩院、祇園、東山、安養寺、団栗橋)
▲東海道(東京から京都まで車で旅するシーン→箱根、蒲郡、名古屋、名神高速道路)
※音楽評論家の湯川れい子氏が映画初出演(テレビ番組“湯川れい子モーニング・ショー”の司会者という設定)。
※東京から京都までの移動場面に使った車は1935年製ダットサン。