風車のある街
ふうしゃのあるまち

吉永・浜田の純愛コンビが、長期オランダ・ロケを敢行。チューリップと風車が美しい異国の地で、心に宿る本当の愛を探す純愛ドラマ大作。

ミュンヘンで開かれる国際保育会議に出発する直前、東京空港でまり子は夏川から指輪を受け取った。両親からは貿易商の夏川家に嫁ぐよう背中を押されていたが、まり子は大学を出たら保育園に勤めたい気持ちがあったし、他に気になっている人もいた。オランダに留学している石倉だ。ふとしたことから出会ったまり子と石倉は、まるで運命かのようにその後何度も偶然に再会した。二人とも子供好きで話も弾み、次第にお互い惹かれていったが、石倉は自分の夢のために生活を切り詰めて留学費用を貯めていて、裕福な家庭で育ったまり子とは価値観が違うところもあった。今、まり子は自分の心が誰を求めているのかわからなかった。それを確かめるため、ミュンヘンでの会議出席が決まった時、石倉のいるオランダへ訪れる決心をしていた…。

日本
製作:日活 配給:日活
1966
1966/6/25
カラー/90分/シネマスコープ・サイズ/8巻/2480m
日活
【東京都】世田谷区(馬事公苑)/新宿区(新宿駅)
【山口県】下関市(下関駅、構内、プラットフォーム)
【長崎県】長崎市(長崎駅、長崎造船所、グラバー邸、オランダ坂)
【海外】オランダ(スキプホール空港、マルケン島、、フォーレンダム、キューケンホフ、ゴーダ市、デルフト工科大学、ハーグ、マドロダム、ザイデル海締切堤防、アイゼル湖、ハリングウリエット)