青春大統領
せいしゅんだいとうりょう
裕次郎&ルリ子の黄金コンビと、初代ジャニーズ(あおい輝彦、真家ひろみ、飯野おさみ、中谷良)の豪華顔合わせで贈る青春アクション。後のフォーリーブスのメンバー・北公次も松下公次の名で出演している。
日本貿易振興会シドニー出張所に赴任している峰岡鷹志は、ボンダイビーチで年に一度の休暇を楽しんでいた。そこへ同僚の大山が、大村物産扱いの薬品ソルビチンが積んだはずの太洋丸に乗っていないことを報せにきた。大村物産社長の大村と鷹志は大学時代の親友で、鷹志は謎の究明のため日本に戻ることになった。日本に着くと鷹志は大村物産を訪ねるが、大村の行方は一週間も前から判らなくなっており、ソルビチンの発売元、不二製薬へ行っても皆目見当がつかなかった。しかし、ソルビチンが臨床実験の結果有害なデータが出たこと、そしてそのソルビチンが全部回収されず大村物産の分だけ闇に消えていることを知る。鷹志は大村が事件に巻き込まれたのではないかと心配になり、再び大村物産を訪れる。そこで思いがけず、大学時代の後輩・園田京子と出会う。京子は売り出し中のアイドル、ジャニーズのマネージャーとして活躍していた。二人の話を聞いていたジャニーズの4人、おさみ、あおい、良ベエ、真家は大村に会ったと言う。早速おさみの案内で東洋不動産を訪れるが、鷹志の姿を見つけた大村はその場から逃げて行った。
日本 製作:日活 石原プロモーション
日活
1966
1966/4/27
カラー/94分/シネマスコープ・サイズ/9巻/2552m
日活
【東京都】大田区(羽田空港)/中央区(晴海埠頭)/新宿区(角筈2丁目)
【山梨県】山中湖村(山中湖スケート場)
【石川県】金沢市(金沢、兼六園)
【海外】オーストラリア(シドニー湾、ボンダイビーチ、シドニー空港、シドニー・タロンガ動物園、ブルーマウンテンハイウェイ、リッチモンド牧場、カトンバ警察、カトンバ教会)