従軍カメラマンの本堂は二週間の休暇を得て久しぶりに日本に帰ってきた。帰りの飛行機で世話をしてくれた美人スチュワーデスのヨリ子をナイト・クラブに誘い、気ままな夜を過ごそうとしたが、ダンスの最中にヨリ子は何者かに攫われてしまった。しかもその犯人の一味であろう外国人・ロペスもブラック・タイツの三人組の女に刺し殺されてしまったのだ。メリケンやナイフなど物騒な武器をふりかざす彼女たちは本堂をロペスの殺人犯に仕立て、女忍者のごとく姿をくらました。留置所から出た本堂は攫われたヨリ子を探す決意をする。手掛かりを追っていくと、ヨリ子の父は戦時中に沖縄から莫大な金塊を本土に持ち帰り隠していたことが判明する。その金塊を我が物にしようとする外国人一味とブラック・タイツ、そしてヨリ子をとり戻そうとする本堂が入り乱れ、大きな騒動に発展していく…。