愛して愛して愛しちゃったのよ
あいしてあいしてあいしちゃったのよ
明日を信じ、明るく健康的に生きようとする一青年カメラマンと、三人の娘たちとの友情を同名の大ヒット曲にのせて贈る青春娯楽篇

銀座の洋裁店でお針子として働く橋本ケイコは、兄の次郎が近々結婚するためアパートを明け渡さなければならなくなり新しい下宿先を探していた。不動産屋の紹介で、ケイコは郊外のアパート「美山荘」を訪ね、管理人の上田から半年も部屋代を溜めている人を追い出すので部屋が空くからどうかと話をされた。その部屋にはうだつの上がらないカメラマン・飯島実が住んでいた。その部屋を見たケイコは余りの汚さにびっくりしたが借り受けることに話はついた。次郎はケイコ一人でのアパート暮らしに賛成をしかねたが、ケイコが一人住まいではなくルームメートを探して共同生活をすると聞いて安心するのだった。新聞の三行広告をみてチャームスクール学生の野本アケミ、ナイトクラブで働く吉川ミチコの二人が申し込んできて、三人の共同生活が始まった。三人は共同生活の前途を祝してレストランで乾杯をした。生活のために、友情のために、お金持ちのハズを持つために、それぞれの想いを込めて…。

日本
製作:日活 配給:日活
1965
1966/2/5
モノクロ/7巻/2091m/76分/シネマスコープ・サイズ
日活
【東京都】中央区(銀座6丁目・フタバヤ靴店前、銀座4丁目交差点、数寄屋橋交差点、銀座通り・松屋前付近、晴海通り、銀座千疋屋隣りフォンテーヌ・ウィグサロン)/港区(赤坂見附)/千代田区(濠端、ホテルニューオータニ)/調布市(京王線つつじヶ丘駅前、京王線調布駅前、日活撮影所本館)/世田谷区(二子玉川園、多摩川堤防)
【神奈川県】川崎市(百合ヶ丘)