賭場の牝猫
とばのめすねこ

玉の素肌にあでやかな絵模様を散らした女壺振り師が、恋と復讐をかけて賭場に繰りひろげるエロチシズムとアクションの娯楽大作。

象牙彫り師・金次郎が殺され、イカサマ・サイコロが奪われた。金次郎の一人娘・雪子は、父親殺しの犯人を探すため女ツボ振り師を志願する。互竜会の賭場でツボを振っていた雪子はイカサマがバレそうになるが、“ツボ振りの伊東”に救われる。雪子は伊東に自分の目的を打ち明け、同情した伊東は協力を誓う。互竜会と対立する浜中組の賭場に乗り込んだ雪子は大幹部の牧から、三日後に開かれる総長賭博で、盗まれたサイコロが出てくるかもしれないと教えられる。伊東はその夜、雪子に総長賭博で使う“最後の奥の手”を教え込む。総長賭博でツボを振り、巨額の金をかき集める雪子を見かねた牧は、伊東に雪子とのサシの勝負を命じた…。

日本
製作:日活 配給:日活
1965
1965/7/28
モノクロ/88分/シネマスコープ・サイズ/8巻/2411m
日活