仲間たち
なかまたち

今日も希望の朝が来た―。若いトラック運転手が、どんな時も寄り添ってくれる仲間たちに支えられながら夢に恋に逞しく成長していく姿を描く、青春賛歌。心優しい親友役で出演の舟木一夫によるヒット曲の映画化!

東北の田舎から出てきたトラック運転手の光弘が一目惚れしたのはバスの車掌の節子。ハキハキとした現代女性らしい態度がすっかり気に入ってしまったのだ。ある時、節子が中年の婦人客に絡まれているのを手際よく光弘が助けたことがきっかけで二人は打ち解けることになる。デートの帰りに光弘が案内したのは同じ村出身で友達の和吉が働く餃子屋だった。和吉は節子の顔を見てはっとする。前から密かに想いを寄せていた女性だったのだ。和吉は自分の想いを秘めたまま二人の交際を見守ると心に誓う。光弘はというと将来への焦燥から自分のトラックを買うために休みを減らし極限まで仕事に没頭するようになっていく。節子はそんな仕事一筋の光弘と気持ちがすれ違っていくのを感じ始める。そしてある時、三人の関係を揺さぶるような事故が起きてしまう…。

日本
製作:日活 配給:日活
1964
1964/3/14
カラー/93分/シネマスコープ・サイズ/9巻/2533m
日活
【神奈川県】川崎市(六郷橋、川崎港、工場街(立ち並ぶ煙突)、川崎市街、川崎中央バス南幸町営業所、バスの中、川崎駅、上並木公園、川崎映画街、第二京浜国道、京浜国道、多摩川河原)