学園広場
がくえんひろば
今はさびれた或る織物都市の高校生たちが、旧習をぶちこわし、学校と街に健全な空気をもたらす青春明朗大作。
東京から転校してきた修二は、学校に伝統として受け継がれている奇妙な風習を知る。この学校の開校以来、校内で一番勇気のあることをした者に“勇者の帽子”が与えられるのだ。現在その帽子を被っている上級生の古山は、レストランナポリを経営している隅田が名物にしようとして立てたヌード画の看板にペンキで服を着せた者に帽子を譲ることにするが、帽子を紛失してしまう。古山は修二が帽子を隠したのではないかと、修二を呼び出して制裁を加えた。修二は仲間外れになるが、上級生の一夫は修二に目をかけ、正々堂々と帽子を勝ち取れと言う。修二はある夜、ヌード画のペンキ塗りに出掛け九分九厘塗り上げるが、隅田に見つかって連れ去られてしまう。一夫と古山たちは修二の救出に向かうが…。
日本
製作:日活 配給:日活
1963
1963/12/15
カラー/80分/シネマスコープ・サイズ/7巻/2167m
日活
【千葉県】市川市(市民会館)